クラブ間交渉では隔たりも…マウント、マンUと個人合意? チェルシー退団に近づく

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2023年06月01日 08:52  サッカーキング

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去就に注目が集まるマウント [写真]=Getty Images
 チェルシーに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントが、マンチェスター・Uと個人的条件で合意したようだ。5月31日、イギリス紙『テレグラフ』やイギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』などが伝えている。

 現在24歳のマウントは6歳でチェルシーのU−9チームに加入した下部組織出身選手で、フィテッセやダービー・カウンティへのレンタル移籍を経て、2019年8月にトップチームデビューを果たした。以降中心選手として活躍し、ここまで公式戦通算195試合出場で33ゴール37アシストを記録している。しかし、現行契約が2024年6月30日までとなっていることから、来夏のフリー移籍を避けるために今夏の移籍が噂されており、去就には注目が集まっている。

 これまでマンチェスター・Uやリヴァプール、マンチェスター・Cなど多くのクラブが関心を示していることが明らかになっていたが、今回の報道によると、マンチェスター・Uがマウントと個人的な条件で合意した模様で、今夏の移籍に向けて一歩前進したという。

 それでも、移籍金に関してクラブ間交渉ではいまだ合意に至らず。イギリス紙『デイリーメール』によると、マンチェスター・Uがマウントを5500万ポンド(約95億円)と評価しているのに対して、チェルシーは8500万ポンド(約147億円)相当の移籍金を求めており、3000万ポンド(約52億円)ほどの隔たりがあるようだ。

 なお、チェルシーの新指揮官に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督はマウントの残留を熱望しており、同クラブとしても下部組織出身選手で人気のあるマウントと契約延長を望んでいるが、交渉は難航していることが伝えられている。しかし、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えていることから要求額に近いオファーが届けば、チェルシーは放出を容認するとも見られているが、果たしてクラブ間で合意に至るのだろうか。

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