パタゴニアから初のラガービールが登場 “地球を修復するビール“の新作

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2023年06月01日 12:02  Fashionsnap.com

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 「パタゴニア(Patagonia)」の食品部門「パタゴニア プロビジョンズ(Patagonia Provisions)」が、2016年から展開している「地球を修復するビール」の新作として、ブランド初のラガービール「ロング・ルート・ラガー」を6月1日に発売する。サイズは355mlで、価格は税込682円。パタゴニア直営店と公式オンラインストアのほか、コープ自然派やFOOD&COMPANY、ロフトなどでも順次取り扱う。

 パタゴニアは、アメリカの農業研究所「ウェス・ジャクソン」が開発した小麦の仲間である「カーンザ」を使用したビールの製造を2016年に開始。小麦の代替として用いることで、温暖化の原因となる炭素を大気中から取り込み、傷んだ土壌を回復するという特徴を持つ。ビールの製造は、炭素を固定しつつ世界の食糧を供給しようとする気運を加速する取り組みとして開始し、2016年に「ホップワークス・アーバン・ブルワリー」と共同で、カーンザを使用した世界初のビール「ロング・ルート・ペールエール」を製造。その後、米国内外でカーンザの生産面積を増やし、2019年に「ロング・ルート・ウィット」、2021年に「ロング・ルートIPA」、2022年に限定醸造の「ロング・ルート・ヘイジー IPA」を発売した。
 限定醸造ビールの第5弾となるロング・ルート・ラガーは、初のラガービールで下面発酵酵母であるラガー酵母を使用。ラガーの中でもドイツのミュンヘン発祥の伝統的なスタイルであるヘレスを用いることで、キレがあり軽くて爽快な飲み口でありながら、ポップの苦味が弱く甘味があるビールに仕上げた。また夏にふさわしい爽やかな味わいにするため、アルコール分を4.2%に抑えたという。

◾️ロング・ルート・ラガー発売日:6月1日(木)取扱店舗:パタゴニア直営店、コープ自然派、FOOD&COMPANY(全店)福島屋(六本木店)ヤマダストアー(須磨離宮公園前店、朝霧店、新辻井店、阿弥陀店、北野店、花田店、新青山店)ムスビガーデン(桜新町店) ロフト(銀座店・渋谷店)THE(渋谷店) 公式オンラインストア

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