JR東日本「SLばんえつ物語」定期運行前にC57形180号機の撮影会開催

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2023年06月01日 13:51  マイナビニュース

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JR東日本新潟支社は、「SLばんえつ物語」の定期運行開始に先立ち、牽引する蒸気機関車C57形180号機の撮影会を新潟車両センター新津派出所・新津運輸区で7月9日に開催すると発表した。「SLばんえつ物語」は7月29日から土休日を中心に定期運行を開始する。

「SLばんえつ物語」は、「貴婦人」の愛称で親しまれる蒸気機関車C57形180号機が客車7両を牽引し、新津駅から会津若松駅まで磐越西線を往復運転する。大正ロマンをほうふつとさせるレトロな雰囲気が漂う車内から、磐越西線の風光明媚な景色を楽しめる。

撮影会は新潟車両センター新津派出所・新津運輸区の「SL検修庫(けんしゅうこ)」と呼ばれる屋根のあるメンテナンス施設で開催。必要に応じて三脚等は持ち込めるが、脚立の持込みは禁止となる。

蒸気機関車C57形180号機の全景撮影をはじめ、前部標識(前照灯)をハイビームに切り替え、蒸気を排出する演出や、指定エリア内での自由撮影、1人ずつ順番に運転台の見学・撮影等も行われる予定。C57形180号機は石炭を燃焼した「保火(ほか)」と呼ばれる状態で展示される。ヘッドマークの取付けはなく、前部標識(前照灯)とテンダー車(炭水車)の後部標識(尾灯)は常時点灯。運転台撮影では、係員が石炭を投入する際に使用する「焚口戸(たきぐちど)」の開閉操作を行うほか、石炭が燃焼する様子も撮影できる。投炭作業の実演はないとのこと。

7月9日に第1部(9時20分から11時10分まで)・第2部(10時40分から12時30分まで)・第3部(13時20分から15時10分まで)・第4部(14時40分から16時30分まで)の4回開催され、撮影時間は各部60分程度の予定。集合・解散はともに新津駅となる。

申込みは「JRE MALL」新潟支社にて、6月2日12時30分から7月2日23時59分まで、各部15名(合計60名)を受け付け、売り切れ次第、終了となる。1回の購入操作で最大2名分まで購入可能。販売額は大人・小児同額で5,718円。参加は小学生以上を対象とし、小学生の参加は保護者の同伴が必要。同伴者も入場する場合は参加申込みを行う必要がある。(木下健児)
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