柔道の阿部一二三・阿部詩がフリースロー対決！　兄妹揃って“五郎丸ポーズ”も披露

2021年に東京オリンピック2020にて兄妹揃って金メダル獲得という快挙を成し遂げた柔道の阿部一二三・阿部詩選手が6月1日、都内で開催された『adidas MOVE FOR THE PLANET キックオフチャレンジ』に登場し、バスケットボールのフリースローで対決した。また元ラグビー選手の五郎丸歩さんらも参加し、サッカーなどにトライ。五郎丸さんと「めっちゃ仲良くなった」という一二三選手と、「テレビを観て応援していた」という詩選手が、“五郎丸ポーズ”を披露する場面もあった。

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イベントでは「いつもと違う競技で対決！　10分間チャレンジ」として全員で合計10分間のスボーツをすることに。まず阿部兄妹がバスケットボールのフリースローで対決した。以前フリースローに挑戦したときは阿部一二三選手が全く入らず、阿部詩選手は全て決めたため、一二三選手は「今回リベンジできるな」と静かな口調ながら闘志を燃やしている様子だ。


一二三選手は、この日に「めっちゃ仲良くなった」という五郎丸歩選手がラグビーの試合中に見せて話題になった“五郎丸ポーズ”を取って精神を集中、見事にシュートを決めた。それぞれ5本ずつシュートを打ったが対決はサドンデスになり、結局詩選手が勝利を収めた。「最高です」と大喜びの詩選手に対して、一二三選手は「兄として妹に勝たせてあげないといけないので。五郎丸さんポーズして入ったから僕も満足です」と穏やかに語った。


「五郎丸さんはテレビで観て応援していた方」という詩選手が、今度はその五郎丸さんとサッカーのPKで対決することに。ここで詩選手も五郎丸ポーズを取って精神を集中させ、五郎丸さんも自ら本家“五郎丸ポーズ”を披露して盛り上げた。


キーパーはサッカーJリーグチーム「横浜F・マリノス」のマスコットキャラクター「マリノスケ」が務め、こちらもサドンデスという白熱した戦いになったが、サドンデスでは五郎丸さんにはキーパーとしてB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「アルバルク東京」のマスコットキャラクター「ルーク」が加わるというハンディがつけられ、結局こちらも詩選手が勝利した。


他にも卓球のダブルスで、横浜F・マリノスの永戸勝也選手＆吉尾海夏選手と、アルバルク東京のザック・バランスキー選手＆安藤周人選手が対決。こちらも接戦の末、2人とも卓球経験者だった横浜F・マリノスが勝利。サドンデスなどで白熱したためか、時間は10分より少し長めで3種目合わせて13分間の健闘を見せた。


アディダスでは同日から新たな世界規模のサステナビリティムーブメント「MOVE FOR THE PLANET（地球のために、動き出そう）」を12日まで開催。具体的にはウォーキング、ランニング、サッカー、バスケットボール、ゴルフ、ヨガ、フリスビーなど34のスポーツから選んで10分間スポーツをすると、アディダスから1ユーロ（140円）が協力団体「Common Goal」に寄付され、未来のスポーツ環境を守るアクションへと繋げていく。スマートフォンで参加可能で、すでに世界中から60万人が参加表明、日本では5.5万人の参加を目指す。



（TechinsightJapan編集部　取材・文：関原りあん）