インテルが今夏のDF補強を検討?…去就不透明のナチョ&パヴァールに関心か

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2023年06月01日 19:05  サッカーキング

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(左)レアル・マドリード所属のナチョと(右)バイエルン所属のパヴァール [写真]=Getty Images
 インテルが今夏の移籍市場でのDFの補強に向けて、2選手の動向を注視しているようだ。5月31日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 今シーズンのインテルはコッパ・イタリアで2連覇を達成し、各国の強豪集うチャンピオンズリーグ(CL)でも13年ぶりに決勝に進出。セリエAでは“王者”ナポリに大きく水を開けられたものの、最終節を前にCL出場圏内を確定させるなど、就任2年目のシモーネ・インザーギ監督の下で好成績を収めている。

 そんなインテルでは、今夏のパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が確実視されているスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルをはじめ、オランダ代表DFステファン・デ・フライやイタリア代表DFダニーロ・ダンブロージオらの現行契約が6月末で満了を迎える。クラブは近日中にこれらの選手たちとの話し合いの場を設け、契約延長の可能性について議論を交わす予定だという。

 しかし、インテルは上記の選手たちの退団に備えた動きも見せている模様。来たる夏の移籍市場でのDFの補強に向けて、獲得候補のリストアップを進めているようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、インテルはセンターバック(CB)とサイドバック(SB)の両方を高いレベルでこなせる人材を求めているという。こうした観点から、現在はレアル・マドリード所属のスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスと、バイエルン所属のフランス代表DFベンジャマン・パヴァールの動向を注視しているようだ。

 現在33歳のナチョは、今シーズンここまで公式戦通算43試合に出場するなど、未だチーム内での地位を確立しているが、レアル・マドリードとの現行契約が6月末で満了に。現時点で新契約の締結には至っておらず、来シーズン以降の去就は不透明となっている。一方のパヴァールは、公式戦通算43試合出場7ゴール1アシストという成績を残し、バイエルンの11連覇にも貢献。クラブとの現行契約は2024年6月末までとなっているが、選手本人が今夏の退団を希望し、契約延長を拒否したとも報じられている。

 いずれの選手も、所属クラブと代表チーム双方でCBとSBを卒なくこなしており、インテルの求める人材と合致している。報道によると、インテルは契約満了を迎える選手たちとの話し合いを行なった上で、新戦力の獲得に向けた動きを加速化させる予定だという。

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