稀な疾患でコルセットを着用する女性、ウエスト30センチに!(メキシコ)<動画あり>

0

2023年06月01日 21:11  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

プロのバレエダンサーを目指していた女性は、19歳の時に関節弛緩性と診断された。痛みを抑えるために腰にコルセットを着用したところ、ウエストがどんどん細くなっていったという(画像は『Abracadabra 2023年5月2日付TikTok』のスクリーンショット)
ほとんどの女性にとってウエストのくびれは憧れとも言えるが、メキシコに住むある女性は病気による痛みなどを緩和するためにコルセットを着用し、その結果、ウエストが著しく細くなった。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えている。

【この記事の動画を見る】

メキシコの都市トレオン在住のルース・ルワンさん(Ruth Lujan、24)は、水中パフォーマーとして活躍し、TikTokで130万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーでもある。彼女はマーメイド姿で優雅に水中を泳ぐ姿を度々投稿し、多くの人を魅了している。

そんなルースさんはプロのバレエダンサーを目指してレッスンを受けていたが、19歳の時に「自分の身体の動きがおかしい」と気づき、医師に相談したところ関節弛緩性と診断された。『New York Post』によると、この疾患は関節を支える靭帯が異常に伸縮してしまう比較的珍しい病気だという。バレエなどの審美系のスポーツは通常以上に関節の動きを要するため、関節弛緩性の症状をさらに進行させてしまうようだ。

ルースさんは、当時のことを「とても悲しかった。もう二度とバレエシューズを履くことはできませんから…」と振り返る。また医師からは、靭帯や筋肉を保護し、疲労感や関節のこわばりなど痛みを伴う症状を緩和するため、腰にコルセットを使用するように勧められたという。

はじめは躊躇していたルースさんだが、コルセットを使用するたびにウエストがどんどん引き締まっていくのを感じたそうだ。また彼女は2021年にイギリスのドキュメンタリー番組『Hooked On the Look』に出演し、38センチのウエストをコルセットで30センチまで細くして見せ、視聴者を驚かせていた。そしてルースさんは、ウエストの細さを強調したコスプレでパフォーマンスをすることにより着実にフォロワーを増やしていった。


バレエダンサーを諦めて大きな挫折感を味わったというルースさんだが、砂時計のようなウエストを手に入れたおかげで自信を取り戻し、多くの注目を集めることに成功した。彼女のSNSには、ユーザーから「なんて美しいの」「私もこんなウエストが欲しい」といった声が寄せられている。

そして現在では、コルセットのおかげでダンスやキックボクシングを楽しむまでに症状は改善されているという。ルースさんは「人生は短いんだから、もっと自分らしく楽しまないとね」と語っており、日々の生活を楽しんでいるようだ。



画像は『Abracadabra 2023年5月2日付TikTok』『New York Post 2023年5月24日付「How I shrank my waist to 11.8 inches ― it’s as small as a red Solo cup」(COVER IMAGES)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

    前日のランキングへ

    ニュース設定