加熱する“ブスケツ後釜論”…シャビ監督はキミッヒ獲得を熱望? 「もしドアを開けるようなら…」
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2023年06月02日 12:19 サッカーキング

シャビ監督がMFキミッヒ獲得を否定せず [写真]=Getty Images バルセロナを率いるシャビ監督が、今季限りでクラブを退団するMFセルヒオ・ブスケツの後釜について語った。6月1日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
シャビ政権2年目となった今季、4季ぶりとなるラ・リーガ優勝を成し遂げたバルセロナ。一方でシーズン終了後に、クラブが栄華を極めた時代を生きたMFセルヒオ・ブスケツとDFジョルディ・アルバの退団が決まっており、過渡期へと差し掛かろうとしている。とりわけ、伝統的なスタイル“ティキ・タカ”における要である前者の後任探しは難解で、これまでにも多くの起用・獲得論争が巻き起こっていた。
そんな、加熱する“ブスケツ後釜論”のひとつには、バイエルンに所属するMFジョシュア・キミッヒの名前がある。同紙は以前、キミッヒのアイドルはシャビ監督であること、ロベルト・レヴァンドフスキやマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンらの友人が在籍していることなどを列挙して、キミッヒ獲得は“現実的”と結論付けていた。シャビ監督は「トップレベルの選手が必要だ。シーズンを通してスターターとして活躍し、非常に重要で、ラ・リーガとスーパーカップを制したこのバルサのリーダーである選手が去っていくのだから。そうでなければ、翌年の競争は難しくなる」としつつ、「キミッヒは契約を残しているが、もしドアを開けるようなら、バイエルンとの交渉が始まるかもしれない」と本格的な交渉へと発展する可能性を否定しなかった。
また、シャビ監督は「私はバルサを競争力のあるチームにするために、自分の手にあること、そしてそれ以上のことをしようと思っている」と決意。続けて「このクラブに思い入れがあるんだ。もし仮に、料理を作れと言われた作るだろうし、旅をしろと言われたするだろうし、その他にも色々と…結局はチームのためにそうするのだろう。私が心がけているのは、選手が安心して活躍できるように、最高のチームを作ること。ハイレベルな選手が多ければ多いほど、より良い戦いができ、目標に近づくことができる」とチームのために、身を粉にする姿勢を示している。
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