消費者庁が剛力彩芽を「サステナブルファッション・パートナー」に任命、マスへの情報発信を強化

　消費者庁は、サステナブルファッションの実現に向けた同庁の取り組みや情報を発信する「サステナブルファッション・パートナー」として、俳優およびモデルとして活動している剛力彩芽を6月1日付で任命した。

　剛力は1992年神奈川県出身。2008年から女子中高生向けティーン雑誌「セブンティーン（Seventeen）」で専属モデルを務めたのち、2011年にテレビドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」で俳優としての活動を本格的に開始した。サステナビリティ関連の取り組みとしては、2020年12月から2022年3月までの期間、SDGsを学ぶラジオの特別番組でパーソナリティを務めたほか、サステナブルTシャツのデザインを提供した。
　消費者庁は2021年からサステナブルファッションの推進に賛同し協力する著名人や有識者を「サステナブルファッション・サポーター」として任命。「ヴォーグ ジャパン（VOGUE JAPAN）」や「エル・ジャポン（ELLE Japon）」の副編集長をはじめ、日本版「マリ・クレール（marie claire）」で編集長を務めた生駒芳子や、「フラウ（FRaU）」編集長兼プロデューサーの関龍彦らが名を連ね、サステナブルファッション関連の懇親会やシンポジウムなどで発信してきた。剛力の起用を皮切りに、消費者に向けての情報発信を強化するとしている。