ジョアン・フェリックスの去就や来季の補強にも言及….シメオネがインタビューで語る

0

2023年06月02日 22:27  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

来季の展望などを語ったシメオネ監督[写真]=Getty Images
 アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督のインタビューが1日、スペインのラジオ番組『パルティダッソ・デ・コペ』にて生放送され、シメオネ監督が選手の去就や来季の展望などを語った。

 1月にアトレティコ・マドリーからチェルシーへとレンタル移籍したポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに関して、シメオネ監督は「彼はアトレティコの選手だ。もしチェルシーに居場所がないなら、我々と仕事をするためアトレティコに戻る必要がある。彼が我々の求めるものなかで成長できることが重要だ。彼はその条件を備えており、賢く、彼自身がこうなりたいと思う未来をつかめるはずだ」と語るとともに、ジョアン・フェリックスとの間に問題があるという噂を否定した。

 しかしその一方で、ジョアン・フェリックスのアトレティコ退団の可能性について問われたシメオネ監督は「財政的にクラブにとって良いかを見る必要がある」とも話し、「もしもスペインの直接のライバル、たとえばバルセロナからジョアン・フェリックス獲得のオファーが来たと言われたら?」という問いに対して「彼はバルセロナのプレースタイルにおいて、重要な選手となるだろう」と回答した。

 さらに、シメオネ監督は、ベルギー代表のヤニック・カラスコにバルセロナへの移籍という選択肢があることを認め、「彼にとって素晴らしい機会だ。良い選手にはいつだって残って欲しいが、アトレティコ去るのであれば今までの貢献に感謝したい」と話した。

 今季を振り返ったシメオネ監督は「(シーズン前半の不振を受け)辞任を考えたか?答えはノーだ。最悪だったのは、サイクルが終わったと言われたことだ。何人かの友人が私に、『もうアトレティコ・マドリードで多くを成し遂げたのだから、今が辞め時だ』と言ってきた。しかし自分はそうは思わなかった。その後、その友人たちは私に電話をかけてきて『頑固な友よ、君が正しかった』と言った」と語り、友人でさえ辞任を勧めてきた状況を、シーズン後半でひっくり返したというエピソードを披露した。

 また、来季に向けても言及。レスターに所属しているトルコ代表DFチャグラル・ソユンクと、ウルグアイのラシン・クラブに所属する21歳のウルグアイ人DFサンティアゴ・モウリーニョの獲得を明言した上で「獲得可能な選手をアトレティコは補強する。我々は、自分たちが必要なものをわかっている。我々がクラブに対しやってきたことを継続することになる」との見通しを語った。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定