<ワンオペ育児の困った!>子どもの預け先が見つからない。「未来のママ友にお願いする」って、えっ?

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2023年06月03日 08:40  ママスタジアム

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パパも主体的に育児をする家庭が増えてきた一方、ママだけに育児の負担が偏る、いわゆる”ワンオペ育児”で大変な思いをしているママもまだまだいるようです。いざというときに頼れるのは実家、あるいは仲のよいママ友くらいかもしれません。しかし、それさえも当てにできないとしたら……?

わが子の預け先に悩むママからの相談が、ママスタコミュニティにありました。

役員だから子どもの面倒を見られない!預け先をどうする?



投稿をくれたのは、この春小学生になったばかりの子を持つママ。学校では役員をやっているそうで、夏に開催されるPTA主催の祭りを手伝う予定といいます。
『祭りの間は役割があり、子どもの面倒を見ることができません。ダンナは土日仕事のため当てにできず、といって1年生の子をひとりで留守番させるわけにも……。私以外の役員はダンナさんやおばあちゃんなどが面倒を見てくれ、一緒に祭りを回るそうです。子どもの仲よしの子の親に「一緒に祭りを回ってほしい」「私の仕事が終わるまで預かってほしい」とお願いするのは、厚かましいでしょうか?』
子どもを預けたいのにパパも実家も頼れない状況は、そう珍しいことではありません。仲のよいママ友にお願いしたりされたりと、持ちつ持たれつでやっている人もいそうです。
『私なら「それくらいいいよ」って思う。同じ会場内にいるんだし』
お友達親子も祭りには参加するのでしょうから、少しの時間面倒を見るくらいは大した手間でもなさそうです。仲よしのお友達と一緒に祭りを回るのは、子どもたちにとっても楽しいでしょう。

しかし、しばらくして投稿者さんが明かしたのは、なかなか衝撃的な事実でした。
『小学校に知り合いはひとりもいません。祭りがある夏までにわが子が仲よくなった子がいたら、その親に連絡してみようと思っていました』
つまり投稿者さんは特定のママ友を想定していたわけではなく、この先わが子が仲よくなる(で、あろう)見知らぬママにお願いするつもりだったのです。

「知らないママの子を預かるのは、無理」。否定的な声が続々

『まだ知り合いじゃないんだ。それなら無理じゃない? いろいろな保護者がいるからさ』
コメント欄には「子ども同士だけが仲のよい関係なら、預かれない」「面識もない相手なのに、厚かましいよ」といった否定的な声が続々と届きました。幼稚園・保育園の頃よりも保護者の人数が増えることの多い、小学校。本当にさまざまな価値観の人がいます。投稿者さんがお願いすることになったママが、一風変わった人である可能性もあるでしょう。逆に相手だって投稿者さんのことをよく知らないのですから、「どんな人間かわからない相手の子どもを預かるのは怖い」と考えても不思議はありません。
『クラスの懇談会に出て、仲のよい人を作っておくとか?』
こんな提案もありましたが、「預かってもらうために仲よくなろうとするのは、ちょっと……」「子どもが仲よくなったくらいで突然連絡先を聞かれたら、引く」などのコメントも。気が合う相手と仲よくなるならわかりますが、「預かってほしい」という目的ありきで仲よくなろうとするのは、相手に対して失礼ではないでしょうか。

同じ悩みを抱えるママもいるはず。まずは相談を


「やめたほうがいい」という声が圧倒的だった、投稿者さんのアイデア。では、どうすればよいのでしょう? 同じような経験をしたママからは、こんな声が届きました。
『うちも見てくれる人がいなかったから、「連れて行きます」と言ったよ』
『子どもは私と一緒に行って、私の作業中は近くで待機。レジャーシートや退屈しないアイテムは必須です。でも手の空いている役員や、先生が相手をしてくれました』
ママと一緒に行き、目視できる範囲内で遊ばせたというママもいます。大規模な祭りならいざしらず、おそらく小学校の敷地内での祭りでしょう。1年生なら「敷地外には出ないこと」という約束を守れるのではないでしょうか。「ママはここにいるからね」と教えておけばお友達と一緒に回るなど、自由に行動してくれるのでは?
『うちの小学校では「役員として働くときに、子どもと一緒はNG。誰かに預けるか、留守番させてください」と言われたよ』
こんなコメントもありました。当日はそれでも子連れで来た人はいたそうで、やはり預け先に悩むママは多いようです。
『うちの学校では預け先のない低学年の子は、先生が一緒に回ってくれた。預け先がないことを役員会で話したほうがいいよ。他にも困っているママがいるかもしれない』
相談したことによって「子ども連れOKになった」「先生が見てくれることになった」「(子どもと一緒にいてもできる)受付に配置換えになった」などの解決策が生まれという体験談も寄せられました。「勝手に作られたPTAルールもあるだろうから、学校に相談を。それなりの対応をしてくれるはず」というアドバイスもあります。

ベストな解決法はパパに預けること。早めに頼んでみては



ひとりで悩まず、まずは学校に相談してみるのがよさそうですね。ただ、じつは一番多く寄せられたのはこうした声でした。
『数ヶ月先のことなのに、ダンナさんは1日くらい仕事を休めないの?』
体験談をくれたなかにはシングルマザーもいましたが、投稿者さんにはダンナさんがいます。それほど当てにできないのには、何か事情があるのでしょうか。
『休めなくても、早上がりくらいはできるでしょ? まだ数ヶ月前だよ。それさえも”無理”だと言うのなら”それでも父親か!”だよ』
これがベストな解決法といえそうです。見知らぬママさんにお願いするよりも、学校に相談するよりも、一番よいのはパパに預けること。普段は土日に仕事をしているパパが来てくれたらお子さんもうれしいでしょう。一緒にお祭りを回ってくれたら素敵な思い出もできます。「私が困っているから助けて」ではなく、「子どものために」とお願いすれば、ダンナさんも前向きに考えてくれそうですが、いかがでしょうか?

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko

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  • そうだよね、そういう時はパパがいちばんたね。有給とる口実に使え!なお、私の場合「預け先ないから」で最初から役員なぞやらなかった。
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