『アントマン&ワスプ:クアントマニア』未公開シーン公開 スライム状の“ヴェブ”はあの俳優

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2023年06月04日 11:01  cinemacafe.net

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『アントマン&ワスプ:クアントマニア』© 2023 MARVEL
量子世界を舞台にしたマーベル・スタジオの壮大な超大作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。そのMovieNEXボーナス・コンテンツから、6月4日の「虫の日」に合わせ、本編には惜しくも登場しなかった貴重な未公開シーン2本が一部解禁となった。




量子世界で登場するスライム状の生き物「ヴェブ」は、吹替を担当する俳優で、本シリーズではスコット・ラング/アントマンの親友カート役を演じてきたデヴィッド・ダストマルチャンが演じ、モーションキャプチャーを取り入れて撮影されている。

実際の本編では、その上にCGを重ねて描かれていたという経緯が分かる、貴重な未公開シーンが公開。

1.トロトロ飲め
ヴェブ役(デヴィッド・ダストマルチャン)とスコット・ラング/アントマン役(ポール・ラッド)のコミカルな掛け合いに注目

量子世界に引き込まれたアントマンは、その住人たちに捕まってしまう。取り押さえられたアントマンにゆっくり近づいてくるのは、本編ではスライム状の生き物「ヴェブ」だが、この未公開シーン内では、モーションキャプチャー用の衣装を身に着けたデヴィッド。貴重な彼の出演シーンと、まるで本当に「ヴェブ」と相対しているようなポールの迫真の演技にも注目。

2.穴が開いた…
完成する前と後のシーンの違いに驚き!

物語の終盤、征服者カーンの元に量子世界の住人たちが攻め込んでくるシーンで、一番に走り出したヴェブは敵の銃弾に何度もくらってしまう…。だが、自分の体に待望の“穴”が増えたことに歓喜した彼はとんでもない力を発揮して敵を倒していく。本編では銃弾や跳ね飛ばされた敵がダイナミックに飛び交うが、実際の撮影時は非常に静か。ヴェブ役のデヴィッドのまるで一人芝居のような熱演が分かる貴重な映像となっている。


コロナ禍で世界各国と協力し、3Dプリンターを活用して制作されたクリーチャーたち

クリーチャーFXデザイナーのコナー・オサリバンは、量子世界のクリーチャーの制作について、作業をスタートしたのが撮影の3か月前とかなりタイトなスケジュールだったことを語っている。

「アメリカだけじゃなくノルウェーやオランダ、アイルランド、スコットランドなど世界各国のデザイナーに協力してもらいましたが、デジタルでデザインし、造形し、型作りもデジタルでやれるなんて最高です。そして印刷は、イギリスのハイ・ウィカムでやって、そこからさらに作業をしていきました。コロナ禍で人の行き来の自由がない中、こういう形で国をまたいで仕事ができてワクワクしました」とオサリバンはふり返っている。

MovieNEXには、今回解禁された「未公開シーン」や、「アントマン」シリーズで描かれる共通のテーマ“家族”について深く言及している「家族がヒーロー!」、今後のMCUで最大最凶のヴィランとなる“カーン”に迫る「手強い敵」、キャストが楽しんで撮影をしている様子に思わず笑みがこぼれる「NGシーン集」など、見ごたえのあるボーナス・コンテンツが収録される。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』MovieNEX&4K UHD MovieNEXは7月12日(水)リリース。デジタル配信中。




(text:cinemacafe.net)
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