スーパーGT第3戦鈴鹿の決勝暫定結果に対してNDDP RACINGが抗議提出。抗議却下も控訴へ

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2023年06月04日 22:40  AUTOSPORT web

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2023スーパーGT第3戦鈴鹿 Niterra MOTUL Z
 6月4日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT第3戦鈴鹿の決勝レースについて、大会審査委員会は20時40分付けで、10チームから出された抗議の結果にともなう改訂版の暫定結果が出されたが、21時10分付けでこの結果に対し、スポーティングレギュレーション第14条1.に基づきNDDP RACINGから抗議が提出されたものの大会審査委員会は却下。ただその後、控訴の意志が提出されている。

 クラッシュにともなう赤旗中断の後、15時40分をもって終了となったスーパーGT第3戦鈴鹿は、18時00分の時点でNiterra MOTUL Zが優勝、WedsSport ADVAN GR Supraが2位、au TOM’S GR Supraが3位という暫定結果が出されていた。

 ただNiterra MOTUL Zについて、今回の決勝レース中に義務づけられていた2回の給油をともなうピットストップを行わなかったとして、10チームから抗議が提出されており、20時40分付けでこの抗議が正当であると認められ、Niterra MOTUL Zに60秒を加算するペナルティが課せられ、WedsSport ADVAN GR Supraの優勝、2位はau TOM’S GR Supra、3位はMARELLI IMPUL Zという結果に暫定結果が改訂された。

 しかし21時20分、この暫定結果No.14に対し、Niterra MOTUL Zを走らせるNDDP RACINGはスポーティングレギュレーション第14条1.に基づき抗議を提出し受理されたが、この抗議は大会審査委員会の審議の結果、21時30分時点で却下された。

 この21時30分の時点から1時間、NDDP RACINGには控訴する権利が与えられたが、大会審査委員会は22時25分に、NDDP RACINGから抗議裁定結果に対し、控訴を行う意志が書面で提出されたと発表した。この結果スーパーGT第3戦鈴鹿の決勝結果の扱いは、控訴結果が確定するまで留保された。通常、この控訴はJAF日本自動車連盟のモータースポーツ審査委員会に提出され審議されることになる。6月4日中には結果は確定しないことになった。

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