残留請負人の責務を果たせなかった“ビッグ・サム”、わずか30日間での解任がプレミア最短記録に

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2023年06月05日 08:06  サッカーキング

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わずか30日間の指揮となったアラダイス氏
 今月2日に退任が発表された元リーズの監督、サム・アラダイス氏の任期がプレミアリーグ史上最短記録を更新したようだ。現地メディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ‟残留請負人”としても知られるアラダイス氏は昨季、4試合を残して残留争いに巻き込まれていたリーズの指揮官に就任。しかし積み上げた勝ち点はニューカッスル戦での引き分けの「1」のみに留まり、クラブは19位で降格が決定していた。

 この結果を受けて、クラブはアラダイス氏が双方合意の上で退任することを発表。チームを率いた期間はわずか30日間となり、これはプレミアリーグの最短記録となったようだ。これまでの最短記録は2006−07シーズンにチャールトンを率いたレス・リード氏の40日間となっていたが、アラダイス氏の記録はそれを10日間塗り替えることとなった。

 アラダイス氏はクラブ公式サイトを通じて、「素晴らしいファンを持った、プレミアリーグに値するリーズというクラブを指揮できたことは光栄だった」とコメント。一方で『スカイスポーツ』のインタビューに対しては、「スカッドとして彼ら(リーズの選手たち)は充分ではなかった。(残留への挑戦を)楽しんだとはあまり言えない」と、不満げに語る場面も見せていた。

 2016年にはイングランド代表監督に就任するも、不祥事によりわずか67日で辞任していたアラダイス氏。次に指揮を執るのはいったいどのクラブになるのだろうか。

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