大竹、村上がエース格の働き 首位・阪神を支える先発陣

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2023年06月05日 09:10  ベースボールキング

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阪神・大竹耕太郎 (C) Kyodo News
 セ・リーグ首位を走る阪神が、4日のロッテ戦に2−0で勝利し、貯金を今季最多タイの「18」とした。

 同日のロッテ戦に先発した才木浩人は5回まで球数53球、打たれた安打は2回にポランコへ許した内野安打1本のみと抜群の投球。0−0の6回に大山悠輔の適時打、7回に女房役の梅野隆太郎の一発で2点のリードをもらうと、8回も危なげなく三者凡退、9回も簡単に2アウトを奪う。二死走者なしから連打で二、三塁のピンチを招いたが、最後は中村奨吾を空振り三振に仕留め、101球、3安打、完封勝利で4勝目を手にした。

 今季の阪神先発陣は昨季投手三冠に輝いた青柳晃洋が不調も、現役ドラフトで加入した大竹耕太郎が6勝0敗、防御率0.71、大卒3年目の村上頌樹がプロ初勝利を含む5勝(1敗)、防御率1.41、そして4日のロッテ戦で完封勝利した才木が4勝(3敗)、防御率1.74と今季から先発ローテーションで投げる投手たちの躍動が目立つ。

 5月19日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』に出演した真中満氏は、「村上は今年実質1年目みたいなピッチャーですけど、村上もいいですよね。現役ドラフトで入った大竹投手もいい内容でピッチングをしていますし、全てがバッチリハマっていますよね」と評価する。

 5月24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター巨人−DeNA』で解説を務めた田尾安志氏も「今年は優勝候補をタイガースにあげましたので、予定とはちょっと違うんですよ。というのは、大竹とか村上投手、計算していなかったピッチャーがエース格の働きをしていますから、その分、青柳投手が苦しんだり、計算通りに行っていないんだけど、トータルプラスマイナス考えるとちょっとプラスが多いなという戦いをしていますよね」と話している。

 新顔が阪神の先発ローテーションを引っ張り、好調のチームを支えている。この勢いがいつまで続くか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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  • 嬉しい誤算。だからこそ青柳やW西なんかは危機感持って欲しい!桐敷くんも良い感じだしね!
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