「MacBook Air」初の15インチモデル登場、M2搭載で198,800円から

米Appleは6月5日（現地時間）、開発者向けカンファレンス「WWDC23」の基調講演において、「MacBook Air」の15インチモデルを発表した。日本では6月6日から予約を受け付け、6月13日に発売する。価格は198,800円から。


2009年から続くMacBook Airシリーズの歴史のなかで初めて、15.3インチに拡大されたLiquid Retinaディスプレイを搭載する。ディスプレイの大型化を果たしながらも、本体の厚さは11.5mm、重量は約1.5kgに抑え、高い携帯性を維持する。Apple Siliconへの移行後に発売されたMacBook Air各モデルと同様に、15インチMacBook Airもファンレス仕様となる。

販売中の13インチモデルと同様に、プロセッサはApple M2チップを採用する。同チップには、4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された8コアCPUと、10コアGPU、16コアNeural Engineが含まれる。100GB/sのメモリ帯域幅を実現し、メモリは最大24GBまで搭載できる。バッテリー駆動時間は最大18時間とうたう。



最大輝度500nitかつ10億色表示対応のディスプレイ画質、MagSafe充電、Web会議などで効果を発揮する1080p FaceTime HDカメラと3マイクアレイなどといった特徴は13インチモデルの仕様を踏襲する。また、M2世代の13インチMacBook Airでは内蔵スピーカーが従来の2基から4基に強化された点も注目されていたが、15インチモデルではツイーター2基とフォースキャンセリングウーファーによる6スピーカーサウンドシステムへとさらにアップグレードされる。（細田頌翔）