Z世代流行語「蛙化現象」意味は

N.D.Promotionは6月5日、「Z総研2023年上半期トレンドランキング」を発表した。調査は5月8日～14日、同社運営メディア「Nom de plume」LINE@会員950名(中学生128名、高校生447名、18～22歳296名、23～26歳79名)を対象にWebで行われた。

Z世代が選ぶ“2023年上半期トレンドランキング”「流行った言葉」編では、「蛙化現象」が1位に輝いた。好意を抱いている相手と両想いになった途端に、相手に嫌悪感を持つようになる現象を指す言葉で、高校生からは「彼氏が最近できたのですごく気にしてます笑」「急に蛙化現象起きるからから自分もびっくりする」といった声が寄せられた。

続く2位は「かわちぃ」。「ほんとに愛くるしくてたまらないものを見た時に言っちゃう笑」「友達と普段から使って笑ってます笑」といった声が。以下、3位「うちゅくしぃ/うちゅくちぃ」、4位「トヨナガタクト」、5位「ちゅき」が上位にランクインした。

「流行った食べもの・飲みもの」編では、10円なのに10円で買えない「10円パン」がダントツの1位に。「よくSNSでみるのでぜひ食べたい!!」「インスタでもTikTokでもバズってました!」といったコメントが寄せられたとおり、TikTokやInstagramのリールで紹介され話題に!

続いて、「サンリオチョコ」が2位に。「可愛くて全種類買いました」という人や、「ケーキをつくるときに刺す!」といった楽しみ方をしている人も。3位には、ケーキの輪郭をチョコペンで縁取ることで漫画のように見える「2Dケーキ」がランクイン。次いで、スタバから「メロンフラペチーノ」が4位に、同じく「スヌーピーフラペチーノ」が5位にランクインした。

「流行ったコスメ」編では、カバー力抜群の「マスクフィットオーラクッション/TIRTIR」が1位に。次いで、マスク着用が自由になったことからリップを楽しむZ世代が増加し、「グラスティングメルティングバーム/rom&nd」が2位に、「リップモンスター 103 秘めた炎/KATE」が3位にランクインした。

「流行ったコト・モノ」編では、「ちいかわ」が1位となり、「どこにいっても売っていてつい買っちゃう!」「TikTokにも沢山流れてきた!」といった声が多数。続いて、「推しの子」が僅差で2位にランクイン。1話目で主人公が転生するなど、Z世代は、SNS慣れによる展開に速さを求める傾向が。3位には、SNS発のキャラクター「おぱんちゅうさぎ」が選ばれ、「今一番好きなキャラクターで携帯の裏にシール挟んでます!」「クラスで人気すぎて、卒業ビデオのBGMにおぱんちゅの歌が採用された」といった声が寄せられた。

そのほか、各ジャンルの1位は、「流行ったYouTubeチャンネル」編は「コムドット」、「流行ったTik Toker」編では「MINAMI」、「流行った俳優・女優」編では「橋本環奈」、「流行ったアイドル」編は「なにわ男子」、「流行ったアーティスト」編は「YOASOBI」、「流行った曲」編は「ちゅ、多様性。/ano」となった。

最後に、Z世代12万人に、次に流行る「ネクストトレンド予想」を聞いた結果、「蛙化現象」の逆バージョン「蛇化現象」や、「プヂン」「切り株クロワッサン」といった食べ物が登場。また、店員が友達のような接客をすることで話題のカフェ「友達がやってるカフェ」や、夜アイス専門店「21時にアイス」に「行ってみたい!」というZ世代が続出。

そのほか、ドラマ「真夏のシンデレラ」やアニメ「薬屋のひとりごと」を楽しみにしているZ世代や、俳優「坂東龍汰」やアイドル「ZEROBASEONE」の人気がうかがえる結果に。また、ファッションからは、ソールもベルトもぷっくりした「ぷくぷくサンダル」がネクストトレンドに選出された。（CHIGAKO）

「蛙化現象」ってどんな意味? Z世代の流行語1位

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