ポステコグルー監督、トッテナムと延長OP付き2年契約で合意か…セルティックは後任探しへ

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2023年06月06日 12:14  サッカーキング

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セルティックのポステコグルー監督がトッテナム行きで合意? [写真]=Getty Images
 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、トッテナムの新指揮官に就任する可能性が高まっているようだ。5日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 トッテナムは今年3月、クラブ体制への痛烈な批判を行なったアントニオ・コンテ元監督を解任し、アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏を後任に据えた。しかし、成績不振に陥ると、就任からわずか1カ月足らずで同氏を解任。その後、ライアン・メイソン暫定監督に率いられたチームは8位でシーズンを終え、ヨーロッパの主要大会への出場権を逃す結果となった。

 ヨーロッパへの返り咲きを期す2023−24シーズンに向けて、クラブはかねてから後任探しに着手。前バイエルン指揮官のユリアン・ナーゲルスマン氏やフェイエノールトのアルネ・スロット監督、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督など複数の人物をリストアップするも、依然として新指揮官は見つかっておらず。直近では、セルティックを国内3冠に導いたポステコグルー監督への関心を強めていることが報じられていた。

 今回の報道によると、トッテナムとポステコグルー監督との交渉は、現地時間5日にかけて急速に進展し、2025年6月末までの2年契約で合意に達したようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、契約には1年間の延長オプションも付随しているとのこと。現在は最終的な合意に向けた詳細部分の調整が進んでおり、近日中にもトッテナムから就任が正式発表される見込みだという。

 ポステコグルー監督は、ギリシャ出身の現在57歳。国籍を持つオーストラリアのサウス・メルボルンで指導者キャリアをスタートさせると、その後はパナハイキ(ギリシャ)やメルボルン・ビクトリー、オーストラリア代表の指揮官を歴任。2018年より横浜F・マリノスの監督に就任すると、2年目の2019シーズンにはチームを明治安田生命J1リーグ制覇に導いた。その後、2021年6月にセルティックに就任。今シーズンの3冠を含め、合計5つのタイトルをチームにもたらしている。

 なお、『スカイスポーツ』によると、セルティックはすでに後任探しに着手している模様。前レスター指揮官のブレンダン・ロジャーズ氏や、元リーズ監督のジェシー・マーシュ氏らがリストアップされているようだ。

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