前回からの続き。私の名前はユイ。実家暮らしの会社員です。結婚して同じ市内に住んでいる姉マキは、家電などを使わず「自然とともに生きる」と豪語しています。そんな極端なことをして、小さな子どもたちもいるのに大丈夫なの? と心配しています。
私の言葉が刺さったようで、姉は言葉を失ってしまいました。たしかに電気使用を抑える生活は環境に優しく、便利な家電などを使わず生活できる気力や工夫も素晴らしいと思います。でも、それなりに時代に合わせた生き方をしないと、偏った価値観のまま子どもが成長してしまい、将来いろいろなところでつまずく可能性がありますよね。それを指摘したのですが、想像以上に姉がショックを受けています。私の言い方はキツすぎたでしょうか。でも誰かが言わなくちゃいけないことだと思います。
※作品は一個人の体験談を漫画にしたもので、家電のない生活を推奨する内容のものではありません。
【第5話】へ続く。
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