トッテナムがポステコグルー監督の就任を発表!…初挑戦のプレミアで“欧州復帰”への舵取り担う

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2023年06月06日 19:17  サッカーキング

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トッテナムがポステコグルー監督の就任を発表 [写真]=Getty Images
 トッテナムは6日、アンジェ・ポステコグルー新監督の就任を発表した。

 日本とも馴染みの深いオーストラリア人指揮官が、プレミアリーグの名門クラブの舵取りを任された。トッテナムの発表によると、ポステコグルー新監督との契約は、2023年7月1日からの4年間となっている。

 今回の決定を受け、トッテナムのダニエル・レヴィ会長は「アンジェはポジティブなメンタリティとスピード感溢れる攻撃的なプレースタイルをもたらしてくれるだろう。選手育成の面でも実績があり、アカデミーの重要性を含め、我々のクラブにとって重要なことを全て理解している。新たなシーズンに向け、アンジェが我々の一員となることが楽しみだ」とコメント。新指揮官の手腕に大きな期待を寄せた。

 トッテナムは今年3月、クラブ体制への痛烈な批判を行なったアントニオ・コンテ元監督を解任し、アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏を後任に据えた。しかし、成績不振に陥ると、就任からわずか1カ月足らずで同氏を解任。その後、ライアン・メイソン暫定監督に率いられたチームは8位でシーズンを終え、ヨーロッパの主要大会への出場権を逃す結果となった。8月に開幕を控える2023−24シーズンでは、“欧州復帰”を目指して戦うこととなる。

 就任が発表されたポステコグルー新監督は、ギリシャ出身の現在57歳。5歳の時にオーストラリアに移住し、同国でサッカー選手のキャリアをスタートさせた。サウス・メルボルンでDFとして活躍した後、1993年7月に現役を引退。その後は指導者に転身し、古巣サウス・メルボルンやパナハイキ(ギリシャ)、ブリスベン・ロアー、メルボルン・ビクトリー、オーストラリアA代表や世代別代表の指揮官を歴任した。
 
 2018年2月に横浜F・マリノスの監督に就任し、自身が指向するハイプレス・ハイラインの攻撃的サッカー、“アタッキング・フットボール”を展開。就任初年度は苦戦を強いられたものの、2年目の2019シーズンには圧倒的攻撃力で明治安田生命J1リーグを制覇した。その後、2021年6月にセルティックの指揮官に就任し、初年度から2冠(国内リーグ、リーグカップ)を達成。今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)では苦い結果に終わったものの、日本代表MF旗手怜央や同FW古橋亨梧を擁するチームは国内で無類の強さを見せつけ、3冠(国内リーグ、リーグカップ、カップ戦)の偉業を成し遂げた。

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