ベンゼマが退団セレモニーで惜別のメッセージ「ここで引退したかったけれど…」

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2023年06月06日 23:20  サッカーキング

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 レアル・マドリードからの退団を発表している元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、自身の退団セレモニーに出席し別れのメッセージを贈った。6日、スペイン『マルカ』などが伝えている。

 ベンゼマは「あまりにも多くの感情を抱えて話すのは難しいが、レアル・マドリードとチームメイトに感謝したい」と述べると、「レアル・マドリードのことを決して忘れない。そんなことはあり得ない、史上最高のクラブだ。しかし今日、僕は旅立ち、別の物語を知る時が来たのだと思う」と同クラブへの大きな愛情を口にしている。

 最後に、「当初から僕に自信を与えてくれたアンチェロッティにも感謝したい。僕はあなたから多くのことを学んだ」と会見に出席した指揮官への謝意を示し、「クラブと契約して、ここで引退したかったが、そう上手くはいかなかった。僕はずっとマドリードのファンであり続ける。いつも私に力を与えてくれたファンにも感謝したい。みんな、本当にありがとう」とレアル・マドリードへの特別な想いを強調してスピーチを締め括った。

 また、同じく退団セレモニーに出席したレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、「今日は私にとって、この14年間で経験してきたものや感情が思い出される非常に困難な日だ」と、長きに渡りクラブを支えたストライカーとの別れを惜しみつつ、「彼がレアル・マドリードのエンブレムを背負いながら、素晴らしいことを世界のあらゆる場所で行っているのを見てきた。それは、マドリディスタの誰にとっても決して忘れることのないものだ。我々は皆、あなたを誇りに思っている。若くして私たちのシンボルとなり、偉大な伝説の一人となった」と最大限の賛辞を贈った。

 現在35歳のベンゼマは、名門リヨンの下部組織で育ち2005年にトップチームデビュー。2009年夏にレアル・マドリードに加入すると、在籍した約14年間で公式戦通算647試合に出場し、クラブ歴代2位となる353ゴールを記録。ラ・リーガを4度、チャンピオンズリーグ(CL)を5度、コパ・デル・レイ(国王杯)を3度制するなど、合計24個ものタイトル獲得に貢献した。

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  • ベンゼマの胴上げ…軽そう、スムーズ。アザールの胴上げ…持ち上げる選手がひーこら苦労し、 上 が ら な い 様を見てモドリッチとクロースが後ろでバカウケ。
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