レアルがベリンガムの移籍でドルトムントと合意！　移籍金の固定額は約154億円に

　ドルトムントは7日、同クラブに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムの移籍に関してレアル・マドリードと基本合意に達したしたことを発表した。契約期間は2029年までの6年間となる見通しだ。

　ドルトムントによれば、固定の移籍金は1億300万ユーロ（約154億円）になるとのこと。また、固定移籍金の約30%を上限とした変動性の支払いがあることも明かし、その金額は今後6シーズンにおけるクラブ（レアル・マドリード）と選手（ベリンガム）のスポーツ的成功によって変動するという。

　　今シーズンもドルトムントの中心選手として活躍した19歳のイングランド代表MFは、リーグ戦31試合に出場し8ゴール5アシストを記録。リーグの年間MVPやデュエル王に輝くなど、最終節までバイエルンと優勝を争ったチームを牽引した。昨秋のカタールワールドカップでもイングランド代表の中心選手として活躍し、今や同代表の中軸として中盤に君臨している。

　スペインメディア『マルカ』の報道によれば、ドルトムントは当初1億5000万ユーロの移籍金を求めていたものの、最終的に1億300万＋変動性のオプションという形で決着。同選手は数日以内にメディカルチェックを受けることになるようだ。

　長年に渡り主力選手としてチームを支えた元フランス代表FWカリム・ベンゼマが退団するなど、大幅な選手の入れ替えが行われているレアル・マドリード。近年、エドゥアルド・カマヴィンガやオーレリアン・チュアメニといった有望な若手を獲得して強化を図ってきた中盤に、新たなピースが加わることになる。