編集部メンバーが子どもと一緒に、リゾナーレ大阪を体験してきました！
「リゾナーレ大阪」のコンセプトは“創造力を遊びこむ”
さっそく子どもも楽しみにしていたアトリエへ。約470平米もある楽しそうな空間を見て目が輝き、ワクワクに満ち溢れた表情に！
アトリエ内には「興味」「探索」「表現」の3つのエリアがあり、たくさんの素材（マテリアル）が用意されています。ここで子どもは自分が興味のあるものを見つけ、触って描いたり作ったりするなどして、表現をしてみるという体験ができます。
日常では、ついつい言いがちな「やめて！」「ダメ！」。子どもが何かすると、親としては汚れが気になってしまったり、やっていいのはここまでと勝手に制限を設けてしまったりしますよね。また「次はこうしてみたら？」と親が誘導してしまうこともしばしばあります。
しかしここでは家ではできない大胆な絵の具遊びや粘土を使った造形、さまざまな素材を組み合わせた表現など、制限なく自由に遊べます。今回の体験ではあえて何も言わずに、子どもがどんなものを選び、ひらめき、作っていくのか見守ってみることにしました。
入ってすぐのところにある「興味」エリアには、子どもたちに探究のきっかけを作るギャラリーがあります。今回は「花」をテーマに珍しい植物やドライフラワーが装飾され、いろいろな種類の花びらなどが入ったアクリルボールが吊るされていました。季節によって展示するものが変わるそうです。
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専門家が使用する絵の具や筆などが用意されたエリアも！
子どもが瓶に入った絵の具を見つけると、アトリエ内にいる芸術の専門家「アトリエリスタ」の方が道具を準備してくれました。子どもが自分よりも大きな画用紙にダイナミックに絵を描いたり、ひたすら絵の具を混ぜたり、フィンガーペイントなど思い思いに表現している姿を見て、さっそくですが「来てよかった！」と思いました。
全身を使って何でも造形できるエリアでは粘土にふれて、こねたり、足で踏んだりしてもOK！ 色や質感が違う粘土が4種類あり、子どもはおにぎりを握ったり、壊してやり直したりを繰り返して感触遊びを楽しんでいました。
砂で遊ぶコーナーでは、初日はずっと触っていたくなるようなサラサラとして気持ちの良い砂が用意されていました。翌日には握ると形作ることができる、シリコン入りのキネティックサンドに変わっていました。子どもは違いにびっくり！
プロジェクターに好きなものを投影できるエリアもあります。
自分で選んだ素材をライトテーブルに置いてみると、光を通すものと通さないものがあり、「なんでだろう？」と子どもたちの想像力を膨らませます。
一番広い「探索」エリアは、色彩・絵画・造形・光と出会うスペース！
スタッフの方が染めた優しい色合いの布や自然のものが置かれており、子どもはころっとした形の木のおもちゃをいくつか選んで、お店屋さんごっこを始めました。
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「探究の棚」には、「魚・海」「虫・昆虫」「地学・石」「工芸」「工業」と、5つのテーマに沿った素材や道具が集められていて、子どもたちの興味・好奇心をかき立ててきます。
透明感が美しいボウルやプレートを選んで、おままごと。子どもはいろいろな素材を組み合わせてケーキやスープを作ってくれました。野菜や果物の形をしたおもちゃは置かれていないので、子どもは自由な発想で料理を楽しんでいるようでした。
子どもだけで「プロジェクト」に参加！終了後には家族へ振り返りが聞けるのも嬉しい
アトリエでは、芸術の専門家「アトリエリスタ」の方と一緒に想像力を引き出し、自分の表現を深めるプロジェクトに参加することができます。1回あたり60分、子どもだけで参加するため、親は同じフロアにあるラウンジでリフレッシュなんてこともできちゃいます。
プロジェクトは何かを作るというゴールが決められたものではありません。子どもは興味をもったものから始め、アトリエリスタの方が「どの色がいいかな？ これを混ぜてみてもいいよ」「こうしたらどうなる？」など子どもに声をかけ、探究心が深まるように導いてくれました。
プロジェクト終了後には、アトリエリスタの方から子どもの様子を伝えてもらえるフィードバックの時間もあります。子どもの様子が分かる写真もいただきましたよ。
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アトリエと同じフロアにあるクラブラウンジで、ママもゆっくり寛げる
子どもがアトリエのプロジェクトに参加中、親は、軽食やドリンクが自由に楽しめるクラブラウンジを利用するのもおすすめ。最上階に位置しているので、景色を見渡せる開放的な空間の中でゆっくり過ごすことができます。
お部屋に戻ってからも壁にお絵描きができる！？
客室は全10タイプあり、3タイプがコンセプトルーム「アトリエルーム」となっています。
アトリエルームでは、赤を基調とした壁にワクワクするようなモチーフが描かれており、専用の画材で壁や窓に自由にお絵描きができます。
今回泊まった「アトリエルーム デラックス」では、天井からネットが張り巡らされており、登って寝転ぶことも可能。子どもはお部屋の中でもたくさんはしゃいで、夜はぐっすり眠ることができました。
レストランでは、コース仕立てのお子さまメニューをご用意
夕食はレストラン「バジリコ」で前菜、スープ、4種の中から選べるメイン、デザートのキッズコースをいただきました。子どもが選んだメイン料理はピッツァ用の窯で焼かれた本格的なマルゲリータ。大人もピッツァかパスタを選んでコースをいただくことができ、家族でゆっくりと美味しい食事を堪能することができました。
朝食はキッズメニューも豊富なビュッフェが楽しめる
朝食は、モダンでカジュアルなカフェレストラン「ザ・カフェ」でビュッフェをいただけます。かわいいキウイのパンやナゲット、スマイルポテト、乳幼児用の野菜のピューレなどもあり、子連れでも安心して利用できます。
オープンキッチンで、できたてのオムレツやエッグベネディクトをいただき、和洋豊富なメニューを楽しむことができました。
子どもの可能性を引き出し、アート体験ができる「リゾナーレ大阪」
「思いっきり遊べそうで喜ぶだろうな」と思っていたアトリエ。ママも子どもの興味がある分野を知ることができ、子どもはこんな風に考えていたのだと気づきがたくさんあった2日間でした。好奇心の赴くまま自由にやらせてみると、子どもは発見や驚きにあふれた表情、眉間にしわを寄せた真剣な顔や、とびきりの笑顔を見せてくれました。「こんなものを用意してあげたら、家でも楽しめるかも」というアイデアもわき、アトリエで過ごしたような環境を普段の生活でも取り入れられそうです。
普段の生活の中にはないような、探究を深めるたくさんのものに触れ、自由に表現ができる環境で過ごせる「リゾナーレ大阪」。このあたりでの旅行を計画する際は、ぜひチェックしてみてくださいね。
文・編集部 編集・ここのえ
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