＜クレーマー？＞【前編】1人1杯がルールのラーメン店。幼稚園児の注文をしなかったら怒られた

いつもたくさんのママたちが悩みを打ち明けに来るママスタコミュニティ。しかし今回の投稿者さんは、ある出来事に対するママたちの意見を聞きたくてコメントをしてくれたようですよ。さて一体その内容とはどのようなものでしょうか？

『ラーメン屋のレビューで「子どもに自分の分を取り分けたら文句言われた」と星1評価で書いてあって、お店の人が怒ってました。どうやらその店は1人1杯ラーメンを頼むのがルールだったみたいです。でも小さい子だったら食べられませんよね？　お店とお客さん、どちらが悪いと思いますか？』

ラーメン店のレビューで、最低評価の"星1"が付いていたため気になった投稿者さん。読むと「1人1つラーメンを頼むのがルールのお店で、幼稚園児にラーメンを取り分けたら怒られた」と書いてありました。こちらのレビューを書いた人は「子どもはラーメンを1杯食べきれない。それなら子ども禁止と明示しておけばいいのに」とも主張しているのだそう。しかしお店側はこのレビューに対して、怒りをあらわにしているようです……。
投稿者さんがママたちに「どちらが悪いと思う？」と聞いたところ……なんと約70％のママが「お客さん側が悪い」と答えました。それではさっそく、多数派のママたちの意見に耳を傾けてみましょう。

明記されているお店のルールは守ろうよ

『1杯頼むのがルールって書いてあるなら、1杯分のラーメンを食べられない子を連れて入る店ではないんじゃないかな……』

『暗黙のルールとかではなく、きちんと店内に明記されてるならお店のルールに従わなかったお客さんが悪い。子どもって乳幼児だけじゃないじゃん。小中高生も子どもだよ？』

『子連れだから何でもOKじゃないよ。1人1杯注文するって店のルールがあるならそれに従わないと。店のルールに従えないなら入店しちゃダメでしょ』

「お客さん側に非がある」と考えたママたち。その大きな理由として、明記されているルールを破ったから……という事実が挙げられました。もしお店側の暗黙のルールとして認識されている内容だったなら、お客さんが悪いとはジャッジされなかったでしょう。しかし今回のルールは店内にしっかりと書かれていました。それならばたとえ小さなお子さんを連れていたとしても、人数分のラーメンを注文するべきだったというのが、ママたちが下した判断でした。

「子連れ禁止と書け！」って主張は、おかしいよね

お客さんがレビューに書いたひと言に異論を唱えるママたちも現れました。

『子どもによっては1人でラーメン1杯食べちゃう子だっているだろうし、そういう子なら入店しても何も言われないんだから、子連れ禁止とは違うでしょ』

『お店側もひと言説明があれば親切だったとは思うけど、だからって子連れ禁止にしろとお店側に要求するは理解できない』

『「子連れ禁止も書け」って……子連れは禁止じゃないし……。店のルールが守れるかどうかが問題なわけで、それを曲解して自己完結しちゃう意味が解らない』

"1人1杯"というお店のルールに対して、お客さんは「それならば子連れ禁止と書くべき」とレビューで声をあげました。しかしママたちは、この主張には首を傾げたようです。"子ども"とひと口に言っても、食べられる量はそれぞれ。ひょっとしたら幼稚園生でも大人の1人分をペロッと食べてしまう子もいるかもしれませんよね。1人1杯注文できるのであればお店としては問題がないわけですから、「子連れ禁止と書くべき」という指摘はどこか的外れたと考えられたようです。

「少なめにしてください」と言えばよかったかも

『2杯頼んで、「1つは麺を半分にしてください」って頼めばよかったね。具はそのまま、麺とお汁だけ少なめ。これならOKじゃないかな』

『私はいつも、子どもの分のラーメンは「麺少なめで」って頼む。これで断られたことない』

どうしても子どもが1杯分を全部食べられそうにない場合には、オーダーの際に「麺を少なめにしてください」とお願いしてみるのもよかったかもしれません。事前に言っておけばお店側も対応してくれた可能性もあるでしょう。ちょっとしたひと言で避けられたトラブルだったのでは……とママたちには考えられたのでしょう。

「ラーメン店とレビューを書いたお客さん、どっちが悪いと思う？」との問いかけに、実に350人以上ものママたちが投票をしてくれました。それほどまでにママたちの気を引く投稿内容だったのでしょう。ラーメン店という身近な場所でのトラブルだからこそ、気になったのではないでしょうか。お客さんがもう少し気を回すべきだった……というのが、約70％のママたちの意見だったようです。明記されたルールは守る、事前に店員さんに確認をする、などの行動で避けることができたトラブルだったのかもしれません。

後編へ続く。

文・motte　編集・みやび　イラスト・加藤みちか

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