東北 9日(金)は朝の通勤通学に本降りの雨 13日(火)頃は台風3号の影響に注意

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2023年06月08日 17:45  日本気象協会

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日本気象協会

東北 9日(金)は朝の通勤通学に本降りの雨 13日(火)頃は台風3号の影響に注意

9日(金)の東北は、朝の通勤通学時に雨脚が強まるでしょう。福島や宮城県内ほど大きな傘が必要になりそうです。13日(火)頃は台風3号と前線の影響で、雨量が多くなる恐れがあります。



●雨の注意日は9日(金)と13日(火)


9日(金)は朝の通勤・通学時間帯は、大きな傘が必要です。前線上の低気圧が9日(金)朝に関東沖へ進む見込みです。この影響で8日(木)夜9時以降は東北南部から雨が降り始め、ピークは9日(金)朝でしょう。トップ画像のように、東北では福島県のいわき周辺で特に強い雨が降りそうです。南部3県では朝は傘をさしても濡れるくらいの所もありますので、足元はレインブーツなどがおすすめです。雨は昼頃には東北南部からあがる見込みですが、北部は夜まで降りやすいでしょう。気温は昼間も20℃前後でヒンヤリしそうです。体調管理に気を付けましょう。その後、前線は一旦南下する予想です。10日(土)は東北北部ほど晴れ間が広がるでしょう。南部は雲が多く、福島県内を中心に雷雨の恐れがあります。土曜日からは蒸し暑さが戻りますので、熱中症に注意をしてください。11日(日)〜12日(月)は湿った空気の影響で、太平洋側から雨の範囲が広がるでしょう。13日(火)頃は台風3号が関東沖へ進み、台風北側の梅雨前線の活動が活発になる見込みです。東北でも雨や風が強まる恐れがあり、今後の情報に注意してください。来週後半は上空の寒気の影響で変わりやすい天気になりそうです。日差しがでても、局地的な雨や雷雨に気をつけましょう。


●梅雨入り予想 東北は平年より遅れるか


9日(金)、13日(火)は気象台が梅雨入りを検討する目安になりそうですが、14日(水)以降は梅雨前線が日本の南へ下がる見込みです。東北の梅雨入りの発表が13日(火)までになければ、梅雨入りは平年より遅くなりそうです。東北南部で20日頃、東北北部で23日頃の予想です。(梅雨入り平年:東北南部 6/12頃/東北北部 6/15頃)きょう8日(木)は関東甲信で梅雨入りの発表があり、残すは梅雨のない北海道を除いて、北陸と東北のみです。梅雨は季節現象で、5日程度の移り変わりの期間があります。いずれにしても雨の季節は近づいていて、台風も連続して発生中です。避難所や、防災用品の確認などを進めるようにしましょう。


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