リヴァプール移籍決定…マック・アリスターがブライトンに感謝「扉を開いてくれたクラブ」

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2023年06月09日 12:32  サッカーキング

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3シーズン半にわたってブライトンでプレーしたマック・アリスター [写真]=Getty Images
 ブライトンからリヴァプールへ完全移籍することが決まったアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが、古巣への感謝を言葉にした。

 マック・アリスターに関しては8日にリヴァプールへの完全移籍が発表された。移籍金、契約期間ともに具体的な数字は明かされていないものの、イギリスメディア『BBC』によると前者の移籍金については3500万ポンド(約61億円)ほどで、最大5500万ポンド(約95億円)まで上昇する可能性があるとのこと。後者の契約期間は2028年夏までの5年間だという。新天地でもブライトン時代と同じく背番号「10」を着用することが決まっていた。

 現在24歳のマック・アリスターは母国のアルヘンティノス・ジュニオルスの育成組織出身。2019年1月のブライトン加入直後はレンタル移籍という形でアルヘンティノスに残留し、2019年夏からはボカ・ジュニオルスへとレンタル移籍した。2度のローン移籍を経て2020年冬にブライトンへ復帰を果たし、2019−20シーズンのプレミアリーグ第29節ウルヴァーハンプトン戦でプレミアリーグデビュー。徐々に出場機会を増やし中盤の主軸に定着すると、2022−23シーズンは公式戦40試合の出場で12ゴール3アシストを記録。プレミアリーグに限定しても35試合の出場で10ゴール2アシストを記録し、ブライトンにとってクラブ史上初となるヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献した。

 また、アルゼンチン代表としても2019年9月にデビュー。ブライトンで頭角を現した後の2022年3月からはコンスタントに名を連ねている。FIFAワールドカップカタール2022では第2節メキシコ代表戦から全6試合にフル出場し、母国の9大会ぶり優勝の原動力となった。

 そんなマック・アリスターはリヴァプールへの完全移籍が決まったことを受け、自身の公式Instagram(@alemacallister)を更新。3シーズン半にわたってプレーし、公式戦通算112試合出場20ゴール9アシストという成績を残したブライトンに対して、感謝の想いを綴った。

「扉を開き、僕に素晴らしい瞬間を与えてくれたクラブに別れを告げる時が来た。この3年半がこのような日々になるなんて、1度たりとも想像したことはなかった。このクラブが僕に可能性をもたらしてくれた。この感謝の気持ちは永遠に持ち続ける」

「まず最初に、この旅路で僕に寄り添ってくれた人々、具体的にはオーナーのトニー・ブルーム、最高経営責任者(CEO)のポール・バーバー、そしてディレクターの1人1人に感謝を伝えたい。グレアム(・ポッター元監督)、ロベルト(・デ・ゼルビ監督)、コーチングスタッフに対してもだ。選手のみんなは僕にとって最も重要な存在で、美しい思い出と学びを与えてくれた。クラブで働くすべての人々は、時には目立たない存在として働いているが、毎日を楽しく過ごし、チームが重要な目標を達成できるように最大限の力を尽くしてくれた」

「最後に、特別な存在であるファンの皆さんへ。僕がブライトンでプレーした時間の中で、みんなのサポートとリスペクト、同様にワールドカップ後の歓迎は信じられないほど素晴らしいものだった。僕はここでみんなと過ごした時間を決して忘れない」

「僕は今後のブライトンが重要なことを成し遂げられると思っている。この考えを疑ったことはない。このクラブにはサッカー選手として、人間として最高のクオリティを備えた人々しか存在していないからだ。僕はこれまで通り1人のブライトンファンとして見守っていく。応援しているよ!対戦する時は別だけどね(笑)。シーガルズ、本当にありがとう!」


【画像】ブライトンで共闘したマック・アリスターとデ・ゼルビ監督
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