アンドレア・ドヴィツィオーゾMotoGP殿堂入り「期待していなかったこと。誇りに思う」/第6戦イタリアGP

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2023年06月09日 22:20  AUTOSPORT web

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アンドレア・ドヴィツィオーゾのMotoGP殿堂入りセレモニー/2023MotoGP第6戦イタリアGP
 6月8日、2023年MotoGP第6戦イタリアGPが行われているムジェロ・サーキットで、アンドレア・ドヴィツィオーゾがMotoGPレジェンドとして殿堂入りを果たす授賞式が行われた。

 ドルナスポーツは、2月15日にアンドレア・ドヴィツィオーゾとハンス=ゲオルグ・アンシャイトをレジェンドに命名すると発表。第6戦イタリアGPでドヴィツィオーゾ、次戦の第7戦ドイツGPでアンシャイトのセレモニーが開催されることになった。

 今大会では、殿堂入りのセレモニーが開催され、ドヴィツィオーゾが37人目のMotoGPレジェントとなった。

 2001年にロードレース世界選手権125ccに1度出場し、翌2002年からフル参戦を開始させたイタリア人ライダーのドヴィツィオーゾ。2004年には125ccでチャンピオンに輝き、2005年から2007年までは250ccでランキング3位と2度の2位を獲得した。

 2008年からはMotoGPクラスに昇格して、ホンダ、ヤマハ、ドゥカティで活躍。ドゥカティ時代はシングルフィニッシュや表彰台の常連となり、最高ランキングは2位。2020年にシートを失ったが、2021年にヤマハから復帰して2022年の途中まで戦い、シーズン中に引退を決断した。

 ロードレース世界選手権に参戦してきた21年間で、346戦に出場し、通算20度のポールポジション、103度の表彰台、24度の勝利を収め、タイトルは2004年に125ccで1度獲得した。そのうち最高峰クラスでは7度のポール、62度の表彰台、15度の勝利を挙げ、2556ポイントを稼いだ。

■アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「ありがとう。カルメロ・エスペレータの言葉を大変光栄に思い、とても誇りに思う。結果があるから誰もが勝ちたいと思うけど、結局のところ、ここに戻って来て、いくつかの言葉を聞くことができたから、誇りに思うことができる」

「長い間に築いてきた関係を本当に嬉しく思う。これほど長い期間を過ごし、今日イタリア人ライダーにとって特別であるムジェロに戻って来て、レジェンドになれることが嬉しい」

「僕が(レジェンドになることは)期待していなかったことで、これらの名前と並ぶことがとても嬉しい。それは何かクレイジーなこと。ここにいるみんなに会えたことも嬉しい」

■MotoGPレジェンド一覧
ジャコモ・アゴスチーニ
ウェイン・レイニー
マイク・ヘイルウッド
ケビン・シュワンツ
アンヘル・ニエト
ミック・ドゥーハン
カルロ・ウビアリ
ケニー・ロバーツ
アントン・マング
ワイン・ガードナー
ジェフ・デューク
バーリー・シーン
フィル・リード
ジョン・サーティース
加藤大治郎
ジム・レッドマン
エディ・ローソン
フレディ・スペンサー
ヤーノ・サーリネン
ケーシー・ストーナー
マルコ・シモンチェリ
ニッキー・ヘイデン
アレックス・クリビーレ
フランコ・ウンチーニ
ケニー・ロバーツ・ジュニア
マルコ・ルッキネリ
ランディ・マモラ
コーク・バリントン
ダニ・ペドロサ
ステファン・ドルフリンガー
ホルヘ・マルティネス・アスパル
ホルヘ・ロレンソ
マックス・ビアッジ
ルイジ・タベリ
ヒュー・アンダーソン
バレンティーノ・ロッシ
アンドレア・ドヴィツィオーゾ

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