

旦那は子どもが小さい頃に遊んだおもちゃや靴などにも「捨てるなんて」とよく非難がましく言ってきます。子どものモノに限らず、もう使わない旦那が学生のときに使った筆箱や会社でもらったノベルティなども「思い出だから」と言って手放そうとしません。おまけにこうやってなんでも溜め込むわりには整理や片付けはしないのです。

旦那はいま目の前にいる家族よりも、いつも思い出重視というか、思い出至上主義。子どもの思い出の品を大切にしようとする割には、子育てには無頓着だったのも私をイラ立たせる一因になっています。なんに関しても、まわりが意見をすると不機嫌になり、ものすごい勢いで否定してくる頑固な旦那です。なので私はそれ以上、何も言いませんでした。
私だって子どもたちだって亡き義父には感謝しています。でも思い出の品をずっと置いていたらキリがないし、感謝や思い出とモノを持ち続けるのはちがう気がするのです。
【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・イチエ 編集・横内みか
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