DFストーンズが最多ドリブル数を記録！　CL決勝では2015年のメッシに次ぐ数字に

　マンチェスター・Cに所属するイングランド代表DFジョン・ストーンズのドリブル数に注目が集まっている。

　チャンピオンズリーグ（CL）決勝が10日に行われ、マンチェスター・Cはインテルと対戦し、68分のロドリのゴールが決勝点となり、1−0で完封勝利。クラブ史上初のCL王者に輝いたマンチェスター・Cは、プレミアリーグ、FAカップでもトロフィーを掲げており、 “トレブル”を達成。1998−99シーズンのマンチェスター・U以来、イングランドでは2クラブ目の“トレブル”を成し遂げたクラブにもなった。

　この試合は右サイドバックで先発出場したストーンズだったが、偽サイドバックとして縦横無尽にピッチを駆け回り、82分までプレーして勝利に大きく貢献した。

　データサイト『OPTA』によると、ストーンズはこの試合100パーセントのドリブル成功率（6回中6回）を記録。CL決勝で最後にこれより多くのドリブル成功数を記録したのは、2015年のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（10回、ユヴェントス戦）だったことから、DF登録の選手ながら脅威の持ち運びを記録していたことが明らかになった。

　試合後、ストーンズはイギリスメディア『BT Sport』で「とても嬉しいよ。このチームの一員として歴史を作ることができて光栄に思っている。僕たちはハードルを高く設定していた。ここに来て、こんな難しい夜に勝てたなんて、言葉で言い表すことができないね」と喜びを語った。

　今シーズン公式戦34試合に出場した現在29歳のストーンズは、マンチェスター・C加入7年目ながら、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で偽サイドバック、さらには偽センターバックとしても起用されるなど、新境地を開拓。CL決勝の舞台でその成果が発揮されることとなった。