巨人・菅野が今季初勝利 復帰登板で5回2失点「まだ取り返すチャンスある」

20

2023年06月11日 17:12  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

巨人・菅野智之[写真=北野正樹]
● ソフトバンク 2 − 4 巨人 ○
<3回戦・PayPayドーム>

 ソフトバンクに連勝した巨人は2カード連続の勝ち越し。5回2失点と粘った先発の菅野智之投手(33)が今季初登板で初勝利を手にした。

 菅野は初回、粘る1番・中村晃を空振り三振に仕留めるなど無失点スタート。連続四球などで二死満塁とした3回のピンチも凌いだ。しかし両軍無得点で迎えた4回、二死二、三塁で中村晃に左前適時打を浴び2失点。それでも直後の5回表、味方打線が3点を奪い3−2と逆転してもらった。

 菅野はその裏、ソフトバンク打線をこの試合初めて三者凡退に抑え、5回93球、4安打2失点、4奪三振4四死球の内容で降板。今季初勝利を権利を持って、1点リードの6回から救援陣にマウンドを譲った。

 巨人打線は2点を追う5回、7番・丸が弾丸ライナーで右翼ポール際に飛び込む7号ソロを放つと、その後、9番・重信、代打・オコエの安打などで一死満塁。3番・秋広の右前適時打で追いつくと、4番・岡本の中犠飛で一気に試合をひっくり返した。

 1点リード9回は、再び丸が8号ソロを右翼テラス席へ運び貴重な4点目。救援陣は6回を3投手で乗り切るなど小刻みな継投で逃げ切り、2点リードの9回を無失点で締めた大勢は12セーブ目(2勝)をマークした。

 試合後ヒーローインタビューを受けた菅野は「すごく辛い時間でしたけど、今日、少し報われたような気がするので、また頑張っていきたいです」と声を詰まらせた。「実戦も3試合目だったので、行けるところまで投げようよと。あまり良い内容ではなかったが野手の方に感謝して、中継ぎのピッチャーも頑張ってくれたので、次回はもっと結果で示していけるように頑張ります」と今季初登板を振り返った。

 開幕直前の3月に右肘の張りを訴え、開幕から59試合目で今季初登板。「5回で満足しているようではいけないので、毎試合7回、8回と投げられるようなコンディションに持っていってチームに貢献したいと思います。まだまだ取り返すチャンスはあると思うで、最後まで腕を振って行きたいと思っています」と巻き返しを誓った。

このニュースに関するつぶやき

  • パンパースで勝利(怒)訃報や(怒)
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(5件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定