吉田正尚、3試合無安打も守備で美技を披露 レ軍はヤンキース3連戦勝ち越しで勝率5割に

2

2023年06月12日 11:44  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

レッドソックス・吉田正尚
● ヤンキース 2 − 3 レッドソックス ○
<現地時間6月11日 ヤンキー・スタジアム>

 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が11日(日本時間12日)、敵地でのヤンキース戦に「3番・左翼」で先発出場。4打数無安打に終わり、ヤンキースとの3連戦はいずれもノーヒットとなった。

 吉田はヤンキースの先発右腕・シュミットの前に、第1打席から遊直、右直と2打席連続で凡退。6回の第3打席は、ヤンキース2番手・ラミレスに打ち取られ一ゴロ。第4打席も二ゴロと凡退した吉田は、4打数ノーヒットに終わり、試合前.305だった打率は.300に下がり、これで3試合続けての無安打となった。

 打撃では良いところ見せることができなかった吉田だが、この試合はレフトの守備で見せ場を作る。4回ヤンキースの攻撃、二死一塁で7番・マキニーがレフト戦に強いライナー性の打球を放ち、抜ければ一塁走者がホーム生還という場面。ここで華麗なスライディングキャッチを見せ、失点を阻止。この吉田のファインプレーに、敵地に集ったレッドソックスのファンから大歓声が送られた。

 レッドソックスは8回に同点に追いつき延長タイブレークに持ち込むと、延長10回に7番・ヘルナンデスがレフト前に運ぶタイムリーを放ち、3−2と勝ち越し。その裏は4番手・マーティンがしっかりと無失点に抑えゲームセット。

 レッドソックスは敵地でのヤンキース3連戦を2勝1敗で勝ち越し。また今季の成績を33勝33敗としア・リーグ東地区最下位に沈んでいるものの、勝率5割復帰となった。

このニュースに関するつぶやき

  • 正念場やね。3割をキープできるか? でも1年目でこの成績はすごい!
    • イイネ!17
    • コメント 5件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定