リーズに所属するフランス人GKイラン・メリエが、チェルシー加入の噂について言及した。11日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
現在23歳のメリエはロリアンの下部組織出身。2019年夏に同クラブからリーズへ期限付き移籍し、翌年夏に完全移籍となった。今シーズンは公式戦38試合に出場するなど、守護神としてチームを支えたものの、チームが19位に終わったことで降格が決定しており、去就には注目が集まっている。
リーズとの現行契約が2026年6月30日までとなっているメリエだが、今冬の移籍市場から新たなGKの獲得を狙っているチェルシーから関心を寄せられていることが明らかになっている。
そんなメリエはフランスメディア『RMC Sport』で、チェルシー加入には前向きではある一方で、それは正守護神のポジションが確約された場合に限ることを強調した。
「今のところ、2026年まで契約が残っている。正式にはまだリーズに所属している。リーズであれ、他のクラブであれ、何が自分にとって最高のプロジェクトになるか考えなければならないだろう」
「もし、移籍してベンチに座るだけなら、僕は興味がない。でも、ナンバーワンになるためというのなら、もちろんチェルシーに興味がないなどと言えるわけがない。それでも、ヨーロッパのトップクラブに行ってベンチに座り続けるくらいなら、より試合に出ることができる評判の低いクラブに行きたいと思っている」