東京・南青山にあるレクサスのブランド発信拠点「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」では現在、アートインスタレーション「Kehai(気配)の森」を開催中だ。手掛けたのはレクサスの「CMF」を担当するデザイナーたちだというが、クルマとアートにどんな関係があるのだろうか。
○クルマの枠を超えた表現に挑戦
「Kehai(気配)の森」は「五感をデザインする」アートインスタレーションであるとのこと。手掛けたのはレクサスのCMF、つまり色(Color)、素材(Material)、仕上げ(Finish)を担当する国際色豊かなデザインチームだ。INTERSECT BY LEXUS - TOKYOでの展示は2023年7月初旬までの予定。
担当者:すべてのモノには表面があり、それは言葉にあらわしきれない「気配」の一部となってお客様にとどきます。レクサスはバンブーや西陣、切子など日本のクラフトマンシップにも注目し、テクノロジーと掛け合わせることでクルマのように精度が求められるプロダクトで成立させてきています。このような取り組みができるのはプレミアムブランドだからこそです。この取り組みを受け継ぎながら、私たちは「CMF」(color material finish)の枠を超えて「CMFX」を役割として担っていきます。「X」とはXperience、つまり経験を指し、クルマを中心とした総合的な体験をデザインしています。