大谷翔平、3戦連続マルチ含む全5打席出塁　エ軍は首位レンジャーズに連勝し4.5差

● レンジャーズ 3 − 7 エンゼルス ○
＜現地時間6月13日　グローブライフ・フィールド＞

　エンゼルスの大谷翔平選手（28）が13日（日本時間14日）、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。2安打3四球で全5打席出塁をマークし、チームを3連勝へ導いた。

　初回の第1打席はレンジャーズの先発左腕・ブラッドフォードと対戦。フルカウント後のチェンジアップを右翼線へ弾き返した打球は二塁打となった。打球速度112.5マイル（約181キロ）の痛烈な当たり。これで今季最長を更新する10試合連続安打をマークした。3回の第2打席は四球。2点を追う6回の第3打席は2番手右腕・ホワイトから右前打を放ち、そのあと2点目となるホームを踏んだ。

　1点リードで迎えた7回の第4打席は、二死二、三塁の好機で申告敬遠。3点リードで迎えた9回の第5打席は、4番手右腕・リクラクから四球を選び5打席連続出塁を記録した。そのあと今季10盗塁目となる二盗を決め、メジャーで3年連続5度目となるシーズン2ケタ盗塁に到達。1試合2本塁打を放った前夜に続き、この日も2打数2安打、3四球1盗塁2得点の大暴れ。3試合連続のマルチ安打で打率は3割目前の.296となった。

　エンゼルスは逆転勝利を収め、同地区首位・レンジャーズとの4連戦2連勝スタート。貯金を今季最多の「7」とし、レンジャーズとのゲーム差は4.5に縮まった。