<高校生で日本1周>「夏休みに日本1周したい」と計画中の高校生。応援する?それともやめさせる?

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2023年06月14日 12:40  ママスタジアム

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子どもは成長するにつれ、行動範囲がどんどん広がっていきますよね。みなさんはわが子がひとり旅を計画するようになったら応援しますか? ママスタコミュニティには、高校生のお子さんをもつママから投稿がありました。
『高校生の子どもが「公共交通機関を使って日本1周したい。夏休みに決行する」と言っています。費用はアルバイトで稼いだお金。大学では海外旅行にいっぱい行きたいから、今のうちに日本を見ておきたいらしい。みなさんなら応援する? それともやめさせる?』
こちらの投稿にママたちからは、さまざまな声が届きました。ママたちはどのような理由で、応援するかやめるのかを決めようと思ったのでしょうか。

絶対反対!何かあったらどうするの?



未成年者の保護者として、手放しでは応援できないと考えるママたちからコメントが寄せられました。

何か起きてからでは遅い

『1ヶ月も帰ってこないのは、さすがに不安』
『本心は応援したい。でも日本でも安全とはかぎらない。事件に巻き込まれるかもしれないし』
ママたちが心配する事件や事故。投稿者さんのお子さんが予定通りの旅行をしていても、予期せぬ事件に巻き込まれないとは言い切れません。子どもがひとり旅をしていると知られたら、犯罪者からターゲットにされるかもしれないと心配になりますよね。

学業が優先なのでは?

『高校生の夏休みは勉強しないと。遊んでいる暇はない』
『夏休みでしょ。宿題優先』
投稿者さんのお子さんは、高校卒業後は大学進学を希望しています。夏休みはまとまった勉強ができる大切な長期休み。周りの高校生たちが必死で勉強をしているこの時期に、勉強せず1ヶ月も旅行していたら大学進学に不利になるのでは? とママたちから心配する声がありました。

高校を卒業するまで待たせたら?

『大学生ならわかるけど。高校生では早すぎ』
『やっぱり高校卒業してからかな』
「日本を見てまわりたい」と考える投稿者さんのお子さんの気持ちはわかるとしても、時期は「今ではない」と考えるママたち。ひとりで日本1周するにしても、大学生になってからでも遅くはないと考えているようです。

日本1周の前に

『いきなり日本1周はね……。北海道1周とか九州1周とかからはじめてみたら?』
『子どもには「せめて関東1周にすれば?」と提案する』
『うちの子は高校生のとき大阪から姫路までと、大阪から名古屋までのお試し自転車旅を2回やった。途中で連絡を入れさせたり、夜は知り合いの家に泊めてもらったりした。道中いろいろなアクシデントがあって、日本1周は難しいと感じたらしく、大学生になってからいろいろなところに行った。今は社会人だけど「人生観がすごく変わった」と言っている』
日本1周する前にエリアを絞って、ひとり旅の練習をしてはどうかとの提案も。住んでいるエリアを起点にして練習するなら、アクシデントもある程度予測できるかもしれません。それにもしものことが起きても、すぐに迎えに行けますよね。はじめから日本1周と大風呂敷を広げなくても、子どもの人生にとって貴重な経験ができるのではないでしょうか。

応援するよ。何事も経験してこそ!

『心配だけど前に進みたい、何にでも挑戦したい気持ちを大切に伸ばしてあげたい。いろんな経験をしてこそ、成長につながると思う』
『自分で費用を準備したなら反対しない』
『家でダラダラと動画やゲーム三昧ではなく、外に出ていろんな経験をしようと思えるのはすばらしいよ。しかも自分で稼いだお金って、メチャクチャえらい! うちの子にも見習わせたい』
投稿者さんのお子さんは計画的にアルバイトをして、まとまった金額を貯められているとのこと。かなり自立心があると考えられますよね。「応援する」とコメントしたママたちは、親に「お金を出して」と甘えずに自力で準備している点を高く評価しているようです。

応援するけれど、心配な点もある


一方でひとり旅を応援したいと考えるママたちのなかには「いくつかの点をクリアしてほしい」と、応援するための条件を出すママもいます。

連絡を頻繁に入れる

『絶対に毎日連絡すると約束させて、息子なら許可する。大人になったらなかなかできないから大切だと思う』
『2日に1回は写真つきで連絡を入れること』
まずは定期的に連絡を入れること。子どもが今どこにいるのか、ケガなく元気なのかなど心配のタネは尽きませんよね。定期連絡は譲れない最優先の条件かもしれません。

さまざまな約束事を決める

『本当は心底やめておけと言いたい。でも約束事をいろいろ決めて応援する。ムリはしない、他人に迷惑をかけない、必ず連絡するなど』
『野宿はしない、連絡が取れる』
『自分でお金を準備している時点で計画性があるから許可する。ただし絶対に守るべきことを伝えて、万が一のときには中断すると約束させる』
連絡を入れる以外にも、ひとり旅の約束事が必要だと考えているママたち。どんなにしっかりしたお子さんでも、まだ高校生。1ヶ月近くひとりで過ごすとなれば、これまで経験したことのないようなアクシデントや、大人でも解決が難しいことも起きるかもしれません。そうなったときには計画を完遂するより、道半ばでも諦める決断が必要と決めておくのが大切なのではないでしょうか。

子どもが立てた計画は現実的?

『宿泊や食事はどうするのかなど、どのくらい計画しているかによる。アルバイトでお金を貯めていればなんとかなる程度の計画ならやめさせるよ』
『だいたいの日程を組ませて、泊まる場所が決まったら同意書を持たせる。計画はさせたほうがいいと思う』
投稿者さんのお子さんは、公共交通機関を使って旅行をする計画のようです。電車でもバスでも時刻表を調べれば、およそのスケジュールを立てられますよね。子どもがスケジュールを立てられているかどうか、立てたスケジュールがムリな旅程ではないかどうかなど親のチェックは大切ですよね。

子どもだけで宿泊施設を利用できる?


未成年者は宿泊先で保護者の同意があるかどうか、確認されることがあるのだそう。宿泊施設によっては公式ホームページから、未成年者が宿泊するときに必要な親権者の同意書をダウンロードできるところもあるようです。泊まる予定のホテルに定型の同意書があれば、あらかじめ記入して持たせるといいかもしれません。旅行の計画ができたら各ホテルに問い合わせて、未成年者が宿泊するときの手続き方法や同意書の有無を聞いておくと安心できるのではないでしょうか。

リスクも考えて準備を万全に



応援するママがいた一方で、やめさせるとコメントしたママもいたこちらの投稿。きっと未成年者のひとり旅には、リスクも伴うからでしょう。ママたちからのアドバイスを参考に投稿者さんとパパ、お子さんとでよく話し合い、さまざまな経験ができる夏休みになるといいですね。

文・間宮陽子 編集・藤まゆ花 イラスト・Ponko

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このニュースに関するつぶやき

  • 宮脇俊三翁は、夏休みを全部つぶして国鉄全線完全乗車をやってのけた学生がいるとのたまっていたな。
    • イイネ!8
    • コメント 2件

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