「関西対決」制したオリックス 9回“逆転アベック弾”の頓宮&杉本に解説陣も熱視線

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2023年06月16日 07:44  ベースボールキング

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ベースボールキング

9回表に特大の逆転ソロを放つオリックス・杉本 (C)Kyodo News
◆ 「今年は本当に状態が良い」

 オリックスは15日、敵地での阪神戦に3−2で逆転勝利。“関西対決”を白星で飾り、これで3カード連続の勝ち越しを決めた。

 1点ビハインドで迎えた9回表の攻撃。一死から「4番・一塁」でスタメン出場していた頓宮裕真が打席に向かうと、1ボール・1ストライクから3球目の浮いた変化球を捉え、左翼席に飛び込む第5号の同点ソロホームランを放つ。

 阪神の守護神・湯浅京己から土壇場で試合を振り出しに戻したオリックスは、勢いそのままに二死から「6番・左翼」でスタメン出場していた杉本裕太郎が左翼席に飛び込む特大の10号ソロホームランを放ち、一気に逆転に成功。主砲2人の活躍で逆転勝利を掴み取った。


 猛牛打線をけん引する2人の長距離砲について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の坂口智隆氏は「今年は本当に状態が良い」とコメント。

 まず同点弾を放った頓宮については「変化球は元々上手に打つタイプだと思っていましたけど、それに加えて今年は足を上げた時に上半身がブレなくなりましたね。どっしりした構えから真っすぐをはじき返せる確率が上がった」と語り、技術面の向上を指摘する。

 現在のところ打率.346と打ちまくり、パ・リーグ首位打者をキープする活躍ぶりについても「納得かなと思います」とし、手放しで称賛した。


 また、勝ち越し弾を放った杉本については「去年よりはのびのび出来ているのかなと思いますね」と分析。「今年は森選手がいるんですけど、その存在が彼にとって大きいんじゃないかなと」と続け、新戦力・森友哉との相乗効果を要因のひとつに挙げた。

 長年チームを支えた主砲・吉田正尚がメジャーへ移籍しながらも、その穴を埋める奮闘ぶりを見せている頓宮と杉本。中嶋聡監督の離脱という危機的状況の中、奮闘を続ける両雄の活躍がチームを支えている。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】“あと2人”からの大逆転!/6月15日のオリックス―阪神戦試合ハイライト

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