「恋愛にかかるお金」は平均1万3,000円/月ほど - 最もお金をかける都道府県は?

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2023年06月16日 09:51  マイナビニュース

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Omiaiは6月14日、未婚者の「恋愛・恋活に関する費用」、並びに既婚者の「「結婚に関する費用」の調査結果を発表した。調査は5月18日〜26日、全国20〜39歳の社会人のうち、未婚者2,795名および既婚者1,664名を対象にWebアンケート方式に手行われた。


同調査では、恋愛にかかる費用を生活費全体(家賃や食事等。恋愛費用含む)で割ることで“恋愛エンゲル係数”を算出。その結果、20〜39歳の未婚男女の恋愛エンゲル係数は14.1%(男13.3%、女性15.0%)。一般的な意味でのエンゲル係数が単身世帯で24.8%であることから、未婚者の多くが恋愛に関心をもって日々やりくりしている様子がうかがえた。



また、1か月間の恋愛にかかる平均費用については、男性1万3,180円、女性1万3,778円とほぼ同額。昨年来の物価上昇が恋愛にかかる費用に影響したかどうかを見ると、物価が上昇する前と比べて「増えた」という人は18.1%にとどまり、未婚者の多くが一人分であることから影響も少ないよう。


次に、恋愛エンゲル係数を都道府県別にみると、最も高かったのは「静岡県」でダントツの24.2%。単身世帯のエンゲル係数(食費の割合)24.8%に迫る勢い。理由として、「身だしなみを整える費用」(平均1万2,265円)が全国平均(平均7,087円)を大きく上回っている。以下、2位「大分県」(19.5%)、3位「鹿児島県」(18.5%)、4位「鳥取県」(18.5%)、5位「三重県」(18.1%)と続いた。

逆に恋愛エンゲル係数が低い県は、「長野県」が8.0%でワースト1位。「身だしなみを整える費用」「デート費用」がともに小さい。次いで「岩手県」(9.8%)、「東京都」(10.1%)と続き、ワースト9位に「千葉県」が入るなど、意外にも首都圏がワースト10にランクイン。「生活費全体」がやや大きいところに、東京都は「デート費」、千葉県は「身だしなみを整える費用」が小さいことが要因となっている。



また、恋人の誕生日やクリスマスなど特別な日に支払う費用を聞いたところ、トップ10の1位は「大阪府」の4万2,270円、ワースト10の1位は「佐賀県」の1万5,569円で、なんと2.7倍の差が。



トップ10の中で“恋愛エンゲル係数トップ 10”にもランクインしている都道府県をみると、「大阪府」「三重県」「神奈川県」の3府県で、日本でもっとも恋愛にアツい県と言えそう。一方、ワースト10の中で“恋愛エンゲル係数ワースト10”にもランクインしている都道府県は、「佐賀県」「岩手県」「長野県」で、この3県は、恋愛に関して日本でもっとも倹約意識の強い県であると言える結果となった。


次に、全国20〜39歳の既婚者に結婚にかかる費用を聞いたところ、全国平均では「結婚式の費用」が247万円、「新婚旅行の費用」が48万円、「結婚指輪の価格」が23万円で、計318万円という結果に。最も費用がかかる「結婚式の費用」について、理想と現実を聞いてみたところ、理想の204万円に対して、現実は247万円となり、実に121%のギャップが。披露宴でのオプションや、招待客の追加などで増えたのか、理想の2割増しで契約しているケースが多いことが分かった。



また、結婚にかかる費用を県別にみてみると、1位「福井県」(402万円)、2位「福島県」(395万円)、3位「三重県」(389万円)となり、いずれも結婚式の費用が300万円を超えている。一方、ワースト1位は、会費制の結婚式が主流の「北海道」がダントツの159万円。その他、ワースト10には「山形県」「岩手県」「秋田県」「宮城県」「青森県」の東北勢が多くランクインした。(CHIGAKO)

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