教習所で実技試験を受ける63歳女性 猛スピードで街灯に激突し病院へ(アルゼンチン)<動画あり>

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2023年06月16日 13:01  Techinsight Japan

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教習所内のコースで実技試験を受けていた63歳女性は、最初の右折から縁石に乗り上げてしまう不安定な運転をしていた。その後、軌道修正しながら運転を続けるも…(画像は『Metro 2023年6月9日付「Woman’s driving test ends up with her having to be rescued by firefighters」(Picture: Lanus Government)』のスクリーンショット)
アルゼンチンの教習所で車を運転していた63歳の女性が、運転操作を誤って事故を起こした。監視カメラがその一部始終を捉えており、不安定な動きをした車が突然スピードを上げ、街灯に衝突して横転する様子が映っていた。運転していた女性は病院に運ばれたという。英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。

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事故は今月7日午前9時過ぎ、アルゼンチン中東部ブエノスアイレス州ラヌース市にある教習所で発生した。運転していたのは63歳の女性で、免許取得のための実技試験を受けていた。教習所の施設内に用意されたコースで試験は行われており、当時の様子を監視カメラが捉えていた。

その映像には画面右下から走り出す車が映っており、目の前のコーナーを右折しようとするも、スピードが速すぎたようで左の前輪と後輪が縁石に乗り上げてしまった。女性は停車することなく運転を続けており、次の右折ではスピードを落としてゆっくり進んだため、問題なく曲がることができた。ところがこの直後の右折部分で曲がり切れず、再び車両左側が縁石に乗り上げてしまった。

そして縁石から道路上に軌道修正して戻ってきた次の瞬間、車は突然スピードを上げて進み、前方にあった緑地の中央に乗り上げると設置されていた街灯に激突し、車が横転した。映像の最後には、排気ガスの出るマフラー部分から白い煙が上がる様子が映っていた。

車の横転後、運転していた女性は自力で脱出することができず、一時的に車内に閉じ込められてしまった。地元のボランティア消防隊が駆けつけて車内にいた女性を救出し、女性は近くのナルシソ・ロペス病院に運ばれた。非常に速いスピードで衝突していたが、女性はシートベルトを着用していたため軽傷で済んだと報道されている。

ラヌース市の民間防衛局長であるロドリゴ・パティーニョさん(Rodrigo Patiño)は「この女性は運転中に緊張してしまった結果、街灯に衝突し、横転した車内に閉じ込められてしまいました」と事故の背景を説明した。

今回の映像はインターネット上で拡散されており、「こんなに運転が下手な人っているの?」「路上試験を受ける前に、運転に向かないことが分かって良かったよ」「この人は試験に受かったのかな?」など驚きや冗談を交えたコメントが寄せられていた。

ちなみに昨年11月には、運転免許試験で車が動かず動揺する女性が、緊張のあまり最も重要なことに最後まで気付けなかった様子をカメラが捉え、大勢の笑いを誘っていた。



画像は『Metro 2023年6月9日付「Woman’s driving test ends up with her having to be rescued by firefighters」(Picture: Lanus Government)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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