前線補強を目指すミラン、CFの“本命”はマルクス・テュラムか… フリー獲得を画策

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2023年06月16日 17:45  サッカーキング

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今季限りでのボルシアMG退団が決定しているM・テュラム [写真]=Getty Images
 ミランが、ボルシアMG所属のフランス代表FWマルクス・テュラムに関心を寄せているようだ。15日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 2022−23シーズンのセリエAを勝ち点「70」の4位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)では16シーズンぶりのベスト4進出を果たしたミラン。来シーズンのさらなる飛躍を目指すロッソネロ(ミランの愛称)は、元スウェーデン代表FWズラタン・イヴラヒモヴィッチの現役引退や、スペイン人FWブラヒム・ディアスのレアル・マドリード復帰を受け、今夏の移籍市場での前線の補強を検討している。

 5月にイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、今夏の移籍市場では少なくとも5000万ユーロ(約77億円)以上の補強予算が与えられる可能性が高いとのこと。現在、クラブはセンターフォワード(CF)の獲得に向けた取り組みを強化しており、スタッド・ランスで公式戦通算22ゴールを挙げた21歳のアメリカ代表FWフォラリン・バログンなどへの関心が明らかになっている。

 今回の報道によると、ミランは契約満了に伴うボルシアMG退団が決定しているM・テュラムの動向をかねてから注視。フリートランスファーでの獲得が可能な25歳のフランス代表FWを、CFの“トップターゲット”に据えているという。元フランス代表MFリリアン・テュラム氏を実父に持つことでも知られている同選手は今シーズン、在籍4年目のボルシアMGで公式戦通算32試合に出場し、16ゴール7アシストという見事な成績を残した。

 主戦場とするCFだけでなく、左右のウイング(WG)としてもプレー可能なM・テュラムに対しては、母国の名門パリ・サンジェルマン(PSG)からの関心も明らかになっている。ミランは、給与等の条件でPSGを上回ることができないと理解しつつも、より多くの出場機会の確保が見込める点をアピールし、同選手の獲得を狙っているようだ。『スカイスポーツ』によると、M・テュラム本人は、今後数日中に新天地に関する最終的な判断を下す予定だという。

このニュースに関するつぶやき

  • PSGの方が高額な年俸貰えるしそっち行くかと思ったけど意外と悩んでるみたいね。今噂が出てるテュラムとチュクウェゼ獲得出来たら相当前線強化されるんだけども
    • イイネ!2
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