アーセナル、“本命”ライス獲得に向け2度目のオファー提示へ…総額約180億円に到達か

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2023年06月16日 21:46  サッカーキング

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アーセナルが獲得を狙うデクラン・ライス [写真]=Getty Images
 アーセナルが、ウェストハム所属のイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得に向け、2度目のオファーを提示するようだ。15日、『ガーディアン』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 今シーズンのプレミアリーグを2位で終え、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したアーセナル。来る2023−24シーズンでのさらなる飛躍を期す北ロンドンの名門は、今夏の移籍市場での積極補強を画策しており、“トップターゲット”に据えているライスに加え、チェルシー所属のドイツ代表FWカイ・ハフェルツなどへの関心が明らかになっている。

 そして迎えた現地時間15日、アーセナルは長らく動向を注視していたライスの獲得に向けて、ウェストハムに最初の正式オファーを提示。しかしながら、8000万ポンド(約144億円)+1000万ポンド(約18億円)のアドオンという条件での入札は、ウェストハム側によって即座に拒否され合意に至らず。アーセナル側は条件の改善を余儀なくされることとなった。また、ここに来てマンチェスター・Cが同選手の獲得に乗り出すと報じられるなど、予断を許さない状況となっている。

 今回の報道によると、何としてもライスを確保したいアーセナルは、すでに2回目のオファー提示に向けた準備を進めているという。新たな条件は9000万ポンド(約162億円)+1000万ポンド(約18億円)のアドオンになると見られており、ウェストハム側が要求する1億ポンド(約180億円)に到達する見込みだ。また、『ガーディアン』によれば、アーセナルは既存戦力の優先交渉権の譲渡すら検討しているとのこと。いずれにせよ、争奪戦を避けたいアーセナルは、交渉の早期決着に向けて動いているようだ。

 なお、アーセナルとライス本人は、すでに個人的な条件で合意に達しているとの報道もある。また、選手本人がミケル・アルテタ監督の下でのプレーを希望している点や、ロンドンでの生活を望んでいる点、より多くのプレー機会確保が見込める点もアーセナルにとって有利に働く可能性があるという。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、依然としてアーセナルが獲得に向けて優位な立場にいると指摘している。

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