ママスタ義実家に泊まる場合には、朝食の準備などを考えて起きる時間にも気を遣うものでしょう。でもママが早く起きたとしても、義母がすでに準備をしていることも。いつもはゆっくりできないママに対して義母からの優しい言葉かけもあるようですが……。
『先週用事があり義実家に泊まりました。義両親はよい人と思っていたので、何の苦もなく泊まりに行き、一緒に夕飯の買い出しをしたり料理をしたりして楽しく過ごしました。次の日の朝6時頃に起きたら、義母が「もっとゆっくり寝ていてよいのよ！ 朝ご飯の準備は私に任せて。母親はなかなか休めないんだから、こういうときくらい休んでいなさい」と言ってくれたので、お言葉に甘えて1時間ほど寝て7時頃に起きました。そうしたらキッチンから義母と義父の声が聞こえ、義母が「いつまで寝ているんだか。様子を見てみましょう」と言っていました。
そのタイミングでキッチンに入ったら、義母が「もう起きたの？ もう少しゆっくりしていてよいのよ？ こういうときしかゆっくり休めないでしょ？」と言ってきて、恐怖でしかなかったです。
帰るときに義母は私に「孫ちゃんが学校のときにゆっくり買い物をしようね！」と言い、今までなら喜んで返事をしていたものの、もう何を考えているのかわからなくて素直に返事ができませんでした。本当は義母に言い返したかったですが、黙っていた方がよいのかな？ と思い黙っていました。旦那にそのこと話しても気にしすぎと言います。これから義母とどうやって付き合っていくか悩みます』
義母から優しい言葉かけがあった投稿者さんですが、義両親の会話からは矛盾を感じてしまいますね。自分の前ではよい義母を演じているだけなのかと、信じられない気持ちでいっぱいになってしまうでしょう。これまで仲良くしていただけに、今回の義母の言動には投稿者さんも戸惑いを隠せずにいます。でも義母がそのようなことを言ったのには、理由がありそうですよ。
なぜ義母は矛盾するようなことを言ったの？
「もっとゆっくり寝ていてよい」が嘘だった
『義母の感情、言動が普通の人だよ』
『義母が言っていることは社交辞令というか、義父や旦那さんへの建前みたいなもの。そこを察して早く起きるべきだったのよ』
投稿者さんが朝6時に起きたときには「もっと寝ていてよい」と義母は言っていますが、それは本音ではなくて建前だったのかもしれません。本当は、早く起きて朝食の準備を手伝ってほしいと思っていた可能性もありますね。投稿者さんも義母の言葉を真に受けず、6時の時点で起きたほうがよかったのでは？ そんな意見もありました。
「いつまで寝ているのか」は実の息子に対しての言葉だった
『いつまで寝ているんだかは、嫁のあなたにではなく、息子か孫に言ったということはないの？』
『息子の話かもしれないよね？ 嫁は6時に起きてきてくれたけれど、息子はいつまで寝ているんだろう？ という会話かもしれないし』
投稿者さんは義両親の会話を全部聞いたわけではなく、断片的に聞いて判断をしています。「いつまで寝ているのか」という対象が、息子である旦那さんだった可能性もありますね。
義父に話を合わせただけ
『その場は義父に話を合わせたのかもよ？』
『様子を見てみましょうという言い方をしたのなら、義父をたてる家なのかなと思った。義父がまだ寝ているのかと言ったから、本当は寝ていてよいと思っていたけれど、とりあえずそう答えた、と推測』
もしかしたら義父の方から「まだ起きないのか」という話が義母にあったのかもしれません。それに対して、その場で義母が話を合わせたとも考えられますね。義父に対して反発するようなことを言わない義母であれば、義父の言葉を受け入れるような返答をするのではないでしょうか。
今後の義母との付き合い方
今まで通りにするものの……
『一連の出来事が、実母との間に起きたなら今後もわだかまりなく過ごせるけれど、義母は他人だからね。今まで通りとはいかない。でも仕方ないんじゃない？ どんなによくしてくれても、義母は他人よ？ 実母と同じように甘えてはいけないという、よい教訓になったと思うしかない』
『そういう人だと思って警戒しつつ、表面上はうまくやる』
表面上ではこれまでと同じように接するけれど、甘える部分は減らすのがよいかもしれません。義実家は実家ではないですから、少し緊張感を持った方がよい場合もあるでしょう。ただ、あまり気を張っていると義実家に行く度に疲れてしまい、少しずつ義実家との間に距離ができてしまいそうです。
義実家との接点を減らしていく
『私だったら義実家に行く頻度を減らして、フェードアウトかな。今後は泊まりはなし』
『今まで通り仲良くはしないかな。今まで月1会っていたなら2ヶ月に1回にするとか』
『私は義実家に関してのことは、嫁として必要最低限のことだけにした。必要以上に義母に会わない。意識的に義実家には行かないようにした』
一度わだかまりができてしまうと、義実家に行くのは気が引けてしまうもの。投稿者さんが気疲れしてしまうならば、義実家に行く回数を減らすこともできますね。ただ義両親は孫にも会いたいでしょうから、旦那さんと子どもたちだけで行ってもらうのもアリではないでしょうか。
義実家との付き合いは続く。心地よい距離感を保っていこう
『そこは大人のスルーで、少しずつ距離をおいて、投稿者さんが付き合いやすい距離感を作ってしまえばよいと思う』
義母の言葉の真意がわからない状況なので、もしかしたら投稿者さんが受け止めたのとは違う意味合いだったのかもしれません。でも、わざわざ義母に問いただすのも気が引けますね。今回のことは投稿者さんと旦那さんの心の中にしまっておくのが得策ではないでしょうか。とはいえ、投稿者さんのモヤモヤが消えるわけではなく、これまでと全く同じ気持ちで付き合っていくのは難しいかもしれません。この先も続く義実家との付き合いなので、義実家に行く回数を減らすなどして、付き合いやすい距離を探っていけるとよいですね。
文・こもも 編集・kunel イラスト・Ponko
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