「引っ越し先では鍵を換えて」留守中、勝手に上がり込む老女に住人は4年間気づかず(英)

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2023年06月18日 17:01  Techinsight Japan

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自宅の鍵を失くした住人が、業者に新しい鍵をドアに取り付けてもらっていたところ、隣人の高齢女性からその家の合鍵を持っていることを告げられる(画像は『The Poke 2023年5月26日付「A lost key led to the chance discovery that an elderly neighbour had been letting herself in uninvited」』のスクリーンショット)
日本では賃貸住宅で入居者が変わる場合、貸主が防犯のために鍵を交換することが一般的だが、海外では鍵の管理は借主側に任されているようだ。このほど海外掲示板サイト『Reddit』で、4年間住んでいる家の合鍵をなぜか隣人の高齢女性が持っていたことで驚愕したという住人の投稿が注目を集めている。英エンターテイメントウェブサイト『The Poke』などが伝えた。

Redditのコミュニティ「CasualUK」で先月22日に投稿された内容が、2000件以上のコメントが寄せられるほど関心を集めている。このコミュニティは主にイギリスで起きた出来事が投稿されているが、今回注目を集めた投稿では、旅行先で自宅の鍵を紛失してしまった住人が、自宅玄関ドアの鍵を交換する際に思いも寄らない事実を知ったことが綴られていた。

この住人はすぐに業者を呼んで、新しい鍵をドアに取り付けてもらうことにした。しかしその取り付け作業中に、隣人の高齢女性が垣根越しに声をかけてきたという。女性とはあまり面識がなかったが、彼女は「なんで私に『合鍵を貸して欲しい』って言ってくれなかったの?」と話したそうだ。

この一言で、女性が自分の家の合鍵を持っていることに住人は気づいたのだ。投稿では、このように明かしている。

「私はこの家に住んで4年目になりますが、これまで挨拶しかしたことのない近隣住民が、15年前にこの家の前の住人から預かった合鍵を今も持っていることを知りました! それだけじゃありません。彼女は私に『新しく取り付けた鍵の合鍵が欲しいんだけど』と言ってきたのです。私は『ノー』と答えて『両親が持っていれば大丈夫なんで…』と伝えました。」

「すると彼女から『そう、残念ね。あなたの留守中に、もう鉢植えに水をあげることができなくなるわね』と言われました。つまりこの老女は4年間、私が留守の間に勝手に家に入って鉢植えの水やりや片付けなどをしていたんです。彼女は前の住人が引っ越して、私が住み始めた後もそれを続けていたんですよ。」

自宅に高齢女性が勝手に上がり込んでいた事実を知った住人は、かなり動揺したという。

この投稿には多くの人が他人事とは思えなかったようで、次のような声が寄せられた。

「私は新しい家に引っ越したばかりなんだけど、気味が悪いことに、ゴミ収集日には誰かが私のゴミ箱を勝手に片付けるんだ。」
「僕の彼女は、これまでに住んだ家の鍵を全てキーホルダーに保管しているんだ。だから僕はいつも鍵の交換をするようにしている。彼女は鍵を5つ持っているんだけど、一体どうするつもりなんだろう…。」
「引っ越す時は必ず鍵を交換しよう。前の住人が合鍵をどれだけの人に渡しているかは神のみぞ知る、だからね。」

なお投稿者の住人は「引っ越ししたら必ず家の鍵を換えましょう。あなたが留守の間に年金生活者がやってきて、家で雑巾がけしているかもしれませんよ」と呼びかけている。

ちなみにアメリカでは2020年、ある女性が信頼して合鍵まで渡していた隣人によって、自宅のいたるところに録音機が仕掛けられた。女性は留守の間に猫の餌やりを頼むため、隣人に合鍵を渡していた。

画像は『The Poke 2023年5月26日付「A lost key led to the chance discovery that an elderly neighbour had been letting herself in uninvited」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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