留守宅に侵入のクマ、肉にありつくも“高すぎた”2階窓から脱出できず大苦戦(米)<動画あり>

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2023年06月19日 05:11  Techinsight Japan

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留守宅に侵入し、2階の窓から脱出を試みたクマ。何度も周りを見て高さを確認しているようだが、飛び降りることができず悪戦苦闘していた(画像は『New York Post 2023年6月17日付「Massive bear breaks into Colorado home
米コロラド州で今月14日、留守宅に侵入したクマが2階の窓から脱出しようとする様子が捉えられ、話題になっている。クマは2階からジャンプしようと窓枠にぶら下がってみたものの、あまりの高さに悪戦苦闘していたという。米ニュースメディア『KDVR』などが伝えた。

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米コロラド州デンバー北西部のロッキー山脈に囲まれたスティームボート・スプリングスの民家に14日、1頭のクマが忍び込んだ。

家主のライアン・マクファーレンさん(Ryan MacFarlane)はその日、1階の窓を少しだけ開けて仕事に出かけており、クマは鋭い爪で網戸を引きちぎり中に入り込んだ。

「そのクマは夕飯用に解凍していたポークチョップとパントリーの中のスナックを食べていった。それに植木鉢がひっくり返されていたよ。まあクレイジーなほどの被害はなかったけどね」と苦笑するライアンさん。クマはその後、2階の主寝室に入っていったがドアが閉まって閉じ込められ、窓からの脱出を試みたようだ。

そしてこの様子をたまたま目撃したのが近所に住むハイジ・ハンナさん(Heidi Hannah)で、警察に通報するとカメラを回した。

動画では、クマが前脚を窓枠にかけ、何度も周りを確認しながら家の中に這い上がる様子が映し出されており、ハイジさんは「クマは2階の窓にぶら下がっては中に入るという行為を4度も繰り返していた」と明かしている。


クマはその後、駆けつけた警察官に主寝室のドアを開けてもらい、侵入した1階の窓から逃げていったが、ライアンさんは「連絡を受けた時は、気が気ではなかった」と当時のことを振り返り、こう語った。

「クマが侵入したと聞いて、『数千ドルの損害になるのでは?』と思い、一刻も早く家に戻りたかった。でも今回はそれほど被害がなく、正直ホッとしたよ。クマはリスペクトを持った客だった。」

ただクマはさすがにパニック状態だったのだろう。2階の窓枠2か所を噛みちぎっていたそうで、コロラド州立公園を管理する「コロラド・パークス&ワイルドライフ」のレイチェル・ゴンザレスさん(Rachael Gonzales)は次のように注意喚起した。

「クマは冬眠に備えて食いだめするので、これからの時期は見かけることも増えるでしょう。ただ民家などに侵入し、簡単に食料が手に入ることを学んだクマは悪癖を繰り返します。ゴミ箱には鍵をかけ、窓やドアを閉めるといったことを徹底することが大切です。」

ちなみに米ノースカロライナ州からは先月、ある男性の自宅玄関先にやってくるようになって7年目になるクマの家族の話題が届いていた。クマは鳥の餌を狙ってくるそうだが、男性とは特別な関係を築いているように見られた。



画像は『New York Post 2023年6月17日付「Massive bear breaks into Colorado home, devours pork chops: video」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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