「家族はカニバリズムで自分が食べられてしまう」と思い込んだ18歳男が両親、姉と弟を殺害(米)

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2023年06月23日 05:11  Techinsight Japan

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高校を卒業したばかりだった男は「家族はカニバリズムで、自分を食べようとしていた」と動機を語った。近所の人は犯人の男について「とても良い子だった」と話している(画像は『New York Post 2023年5月25日付「Texas teen charged with killing parents
米テキサス州の民家で5月23日、両親と5歳男児を含むきょうだい2人を殺害した18歳の男が逮捕された。男は「家族はカニバリズム(人間が人肉を食べること)なので、自分も食べられてしまうと思った」と供述しているという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えている。

米テキサス州ボウイ郡ナッシュで、「男が家族に危害を加え、自殺しようとしている」という通報がナッシュ警察に入った。同警察が午前10時48分に現場に到着すると、1人の男が民家に立てこもっていることが判明した。

立てこもっていたのはこの家に住むシーザー・オラルデ(Cesar Olalde、18)で、警察に通報したのはシーザー自身だと報道されている。シーザーは立てこもったまま「家族を撃った」と主張し、警察官との間でしばし膠着状態が続いたが、警察官が説得の末にシーザーを確保、逮捕した。

警察官が室内を調べると、シーザーの両親であるルーベン・オラルデさん(Reuben Olalde)とアイーダ・ガルシア=メンドーザさん(Aida Garcia-Mendoza)、姉のリズベット・オラルデさん(Lisbet Olalde)、弟のオリバー・オラルデ君(Oliver Olalde、5)の遺体がバスルームから見つかった。家の中には複数の血痕や、銃を撃った後に落ちる使用済みの薬きょうが散らばっていたのが確認されており、シーザーは家族をそれぞれ何度も撃った後、バスルームまで引きずって移動させたとみられている。

事件当日、リズベットさんが出勤してこなかったため、警察が到着する前に同僚のジョセフ・フリーダーさん(Joseph Flieder、35)が妻と共にこの家を訪れていた。ノックしても応答がなかったため、ジョセフさんはやはり連絡がつかないという理由で心配して様子を見にきたオラルデ家の親族と共に無理矢理ドアを開けると、シーザーと対峙した。「シーザーは私たちに銃を向け、ナイフを何度も振り回していました」とジョセフさんは当時の状況を説明した。

いったん家を出て距離を取ってから、シーザーと会話を続けたジョセフさんは「『家族はカニバリズムで、自分を食べようとしていたから殺した』と話していました」とシーザーの発言を振り返った。

逮捕されたシーザーは、1000万ドル(約14億円)の保釈金で収監が命じられた。近所に住むオラルデ一家をよく知るロバート・ウォードさん(Robert Ward)によると、リズベットさんは最近大学を卒業したばかりで、教師になる予定だったという。またシーザーは高校を卒業したばかりで、ロバートさんは彼について「とても良い子でしたよ。配管工になるために、実習プログラムに参加する予定だったんです」と話した。

あまりにも残忍な事件が各メディアによって報道されると、「こんなの頭がおかしいよ」「ゲームのせいでこんな思考になったんじゃない?」「自分で通報したのなら、精神状態は正常だったはずだよ」といったコメントが寄せられている。

ちなみに先月にはエジプトで、「永遠に一緒にいたい」という理由で5歳息子を殺害し、バラバラにして食べた母親が逮捕され、世間はおぞましい事件に凍りついていた。

画像は『New York Post 2023年5月25日付「Texas teen charged with killing parents, 2 siblings, claims they were ‘cannibals’ planning to eat him」(Cesar Olalde/Facebook)(gofundme)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • 総合的に見て政治とかが悪いと得てして頭がおかしい思想や事件が増えてくんだよ。
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