ダンナが土曜日出勤になり「詰んだ……」。ママがそこまで頭を抱える理由とは

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2023年06月23日 08:40  ママスタジアム

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発表会や運動会など、子ども関係の行事は週末に行われる場合も多いもの。週末がかき入れどきの飲食業や接客業などに従事しているママパパだと、参加したくても難しいことはあるでしょう。

ママスタコミュニティにあったのは、「詰んだ(もう打つ手がない。ダメだ)」と嘆くトピックでした。ダンナさんが土曜日出勤になったことで、お子さんたちのイベントに参加できるのは自分だけになってしまったのだとか。しかしたったそれだけのことで「詰んだ」とまでいうのは、失礼ながら少し大げさではないでしょうか……?

夫が土曜出勤に。子どもの行事に参加できるのは、自分だけ!



小学生と幼稚園児を育てる、ママからの投稿です。ダンナさんが社内で異動になり、これからは土曜日も出勤しなくてはいけないことになったそうです。休めるのは冠婚葬祭と体調不良の場合だけとか。
『行事参加は私のみになった。ビデオ撮影や観覧の場所取りも私! 実親が近所にいるから頼れるけど……。詰んだ。ダンナ不在で行事に参加されている方、どんな感じなのかを教えて』
このトピックに続々と届いたのは、疑問の声でした。
『具体的に何が問題? 困ることはないけど』
投稿者さんの場合は実親も頼れるというのですから、人手不足で困ることはなさそうです。「何も問題はない」「なんなら祖父母まで頼る必要はない」などのコメントが並びました。

おそらく投稿者さんはこれまでお子さんたちのイベントに、必ず夫婦一緒に参加していたのでしょう。しかし、行事にママだけが参加している家庭は少なくありません。
『うちは夫が子どもの行事に参加することなんて、ほぼなかった。「そんなの行かなくていいでしょ」って考えだったから』
『子どもふたりとも、幼稚園の入園式からずっと私だけ参加。来てもどうせスマホをいじって、子どもに興味ないのがバレバレだろうし。恥ずかしいから、むしろ来なくてもいい』
最近は積極的に子育てを楽しみたいダンナさんもいるようで、どんな行事も夫婦一緒に参加する家庭を見かけることもあります。ただ、こうしたコメントをくれた方たちのように、子どもの行事に興味がないダンナさんもいます。もちろんあえて参加しないだけでなく、「サービス業だから土日祝は休めない」「激務の自営業だから休めない」など、参加したくてもできないパパについてのコメントも寄せられました。

ひとりが心細いってこと?そこまで不安を抱える理由とは


投稿者さんにとってダンナさんの行事不在は、何が問題なのでしょう。
『ひとりぼっちで不安ということ?』
『ダンナとセットで行動しないと寂しいの?』
たしかにこれまでずっと夫婦で行事に参加していたのだとしたら、ひとりになることが心細いのかもしれません。そもそも夫婦で参加しているママには、他のママたちも話しかけにくいもの。そのスタイルでやってきた結果、ママ友や知り合いがいない可能性もあります。しかし?
『ママ友はいるので、そうした不安はまったくないです。不安なのはビデオ撮影です。運動会であれば開始1時間前から並んで、ビデオ撮影もして……。自分にできるのかな?』
投稿者さんが不安に感じていたのは”撮影”でした。これまではずっとパパがやってくれていたのでしょうね。

ひとり参加でもできることはある。「詰んだ」と諦めるのは早い


子どもの行事にママだけで参加している家庭は、コメント欄を見る限りごく当たり前にあるようです。みなさんどうやって行事を乗り切っているのでしょう?
『場所取りは子どもに頼む。ビデオ撮影は全部私。観戦はフィルター越しでしかしたことがない』
『肉眼で見たいけど、運動会はカメラ越しでしか子どもを見たことがない』
動画をどうしても残したいのであれば、自分自身で撮影するしかありません。「ビデオは三脚に乗せれば簡単」といったアドバイスもありました。園や学校によっては三脚を禁止にしている場合もありそうですが、そうでなければラッキーです。
場所取りに関してはわが子に頼んだり、「撮れそうなところを探しながら、その都度撮影」という方もいます。場所取りを禁止している園・学校もあるようなので、わが子の出番まで場所が空くのをひたすら待つ方法もあります。

さらに投稿者さんの場合は、ご両親という強い味方もいます。
『うちもダンナが海外赴任で不在だったけど、両親に頼れたから大丈夫だったよ。朝にお弁当だけ作ったら親に子どもたちを任せて、早朝から並んで場所取りした』
『親が近くに住んでいたので、下の子を見てもらっているあいだに撮影できた』
場所取りやビデオ撮影など、体力やちょっとした技術が求められることは頼みづらいと感じるママもいるでしょう。もしもうまく撮影できなかったら? と考えると、責任を負わせるのも気が引けますよね。しかし子どもたちの面倒を見てもらうくらいなら、気軽に頼めるのではないでしょうか。一番大変な部分はママが負い、実家にそのフォローを頼んではどうでしょう。

コメントの中には「ビデオ撮影は諦めた」という声もありました。
『ほぼ観返さないから、撮らなかった。自分の目でしっかり見て記憶に残す。下の子が生後2ヶ月のときは、(上の子の)写真を仲のよいママ友が撮ってくれた。どうにかなるよ』
「動画は撮らない代わりに、しっかりわが子を見る」「写真は学校の撮影係にお任せする」など、自分なりの優先順位をつけているママもいました。どうしても譲れないもの以外は妥協をした方が、満足できることもあるのではないでしょうか。

ダンナさんに頼れない環境にいるママが少なくないことを知り、投稿者さんも覚悟を決めたようです。
『ダンナには稼いでほしいので、私が頑張るしかないね。頑張っている方もたくさんいるとわかり、やる気が出ました!』
まずは自分ができそうなこと、ご両親に頼めそうなことをひとつひとつ確認していきましょう。そして当日はパパの分までお子さんを全力で応援してあげてください!

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko

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  • ビデオねえ、あんまり見返す事無いよね。撮影しに行く訳じゃないから、出来たらしとくでいいんだよね。わたしはしっかり自分の目で見ておきたいよ。
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