レアル、MFセバージョスとの契約延長を発表！　新契約は2027年までの4年間

　レアル・マドリードは23日、スペイン代表MFダニ・セバージョスとの契約延長を発表した。なお、新契約は2027年6月30日までの4年間となっている。

　現在26歳のセバージョスは、ベティスの下部組織出身で、2014年10月にトップチームデビューを果たした。同クラブで背番号「10」を託されるなど本格ブレイクを遂げると、バルセロナからの獲得オファーも受けた中、2017年夏にレアル・マドリードへの完全移籍を決断。同クラブでの最初の2シーズンは、公式戦通算56試合に出場し5ゴール2アシストを記録した。

　2019年夏には、より多くの出場機会を求めてアーセナルへレンタル移籍。2シーズンに渡って中盤の主力として活躍し、公式戦77試合の出場で2ゴール5アシストという成績を残した。2021年夏のレアル・マドリード復帰後はなかなか出場機会を増やせずにいたものの、迎えた2022−23シーズンは公式戦通算46試合に出場し1ゴール9アシストをマーク。先発出場の機会こそ限られたものの、“白い巨人”の中盤で確かな存在感を放った。レアル・マドリードでは、コレまで合計10個のタイトルを獲得している。

　なお、2018年9月にデビューを飾ったスペイン代表では、ここまで国際Aマッチ通算13試合に出場し1ゴール3アシストを記録。また、年代別代表での経験も豊富で、2015年にU−19欧州選手権、2017年にU−21欧州選手権を制覇。また、2021年に開催された東京オリンピックにも、オーバーエイジ枠として選出された。

　元ドイツ代表MFトニ・クロース、スペイン代表DFナチョ・フェルナンデスに続いて、レアル・マドリードとの契約を延長したセバージョス。来シーズンも純白のユニフォームを身に纏い、熾烈な中盤のスタメン争いに臨むこととなった。