攻撃陣拡充を目指すミラン、ルカクを完全移籍で獲得へ?…プリシッチにも関心か

0

2023年06月23日 21:03  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

ミランが関心を寄せる(左)ルカクと(右)プリシッチ [写真]=Getty Images
 チェルシーからインテルにレンタル移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカクに対し、ミランが関心を寄せているようだ。22日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 連覇を目指したセリエAでは4位に終わったものの、チャンピオンズリーグ(CL)では16シーズンぶりのベスト4進出を果たしたミラン。かつての強さを取り戻しつつあるロッソネロ(ミランの愛称)は、新シーズンの戦いに向けて、今夏の移籍市場での戦力拡充を希望。元スウェーデン代表FWズラタン・イヴラヒモヴィッチの現役引退や、スペイン人FWブラヒム・ディアスのレアル・マドリード復帰を受け、前線の補強に優先的に取り組むと見られている。

 すでにミランは、スタッド・ランスで結果を残したアメリカ代表FWフォラリン・バログンや、ボルシアMG退団が決定しているフランス代表FWマルクス・テュラムの動向を注視。代理人とも接触するなど、獲得に向けた具体的な動きも確認されている。そうした中、新たな選手がセンターフォワード(CF)の獲得候補に浮上しているようだ。

 今回の報道で関心が明らかになったのが、今シーズンのインテルで公式戦通算14ゴールを奪ったルカク。現在30歳の大型FWは、6月末でレンタル移籍期間が満了となるため、今夏には保有元のチェルシーへ一旦復帰することとなっている。ミランは完全移籍での獲得を視野に入れており、ニューカッスル加入が濃厚と見られているイタリア代表MFサンドロ・トナーリの移籍金を、ルカクの交渉に注ぎ込む可能性があるようだ。なお、トナーリ売却によって得られる資金は7000万ユーロ(約109億円)に上るとも報じられている。

 また、ミランはCFに加えて、アタッカーの補強も狙っているようだ。22日のスペイン紙『アス』によると、ロッソネロはチェルシー所属のアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチにかねてから関心を寄せており、今夏の移籍市場でオファーを提示する可能性があるという。2019年からチェルシーでプレーし、現在は「10番」を背負っている同選手だが、チーム内での序列はシーズンを重ねるごとに低下。今シーズンは公式戦30試合に出場したものの、スタメン起用はわずか10試合のみ。通算1ゴール2アシストと目立った結果を残すことができず、今夏の放出候補の1人にも数えられている。
 
 果たして、ミランはルカクとプリシッチの獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に大きな注目が集まる。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定