オリックス・宮城、8回0封も7勝目ならず…ロッテ朗希からの”初勝利”もお預け

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2023年06月27日 20:40  ベースボールキング

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宮城大弥 [写真=北野正樹]
○ オリックス 2x − 1 ロッテ ●
<9回戦・京セラD大阪>

 オリックスの宮城大弥投手(21)が27日、本拠地・京セラD大阪でのロッテ戦に先発登板。8回3安打無失点の快投を見せたが、リーグ単独トップとなる7勝目はお預けとなった。

 同学年であるロッテ先発・佐々木朗とプロ入り3度目の投げ合いとなった宮城。過去2戦はいずれも黒星を喫していたが、この日は2回に圧巻の3者連続三振を奪うなど5回まで1安打無失点投球で勝利投手の権利を得た。

 1点リードの6回は一死から連打を許し一、二塁のピンチを招くも、2番・角中は遊ゴロに退け二塁封殺。最後は二死満塁で粘る4番・ポランコを三飛に退けた。終盤に入っても安定感は揺るがず、8回114球、3安打無失点、8奪三振1四球の快投。7回5安打1失点で降板した佐々木朗を上回る内容でマウンドを降りた。

 しかし1点リードの9回、二死三塁で守護神・平野が痛打。ロッテの5番・山口に右前打適時打を浴び、宮城の7勝目と佐々木朗からの“初白星”はいずれもお預けとなった。

 それでもその裏、先頭の4番・森が12号ソロをオリックスファンで埋まる右中間席へ。劇的なサヨナラ勝ちで首位攻防第1ラウンド制し、再び単独首位に浮上した。

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