アッシュ・ぺー・フランスが合同展示会「ルームス」事業の休止を発表　23年間運営

　アッシュ・ぺー・フランスが、ファッションとデザインの合同展示会「rooms（ルームス）」事業を6月30日をもって休止すると発表した。2000年にスタートし、23年間活動を続けてきた。

　ルームスは、日本のファッション及びデザインの発展と世界への発信を目指して東京で開催。国内外から毎回多数のブランドが参加し、様々な企画を通じて「文化交流」の場としても発展してきた。同社は、採算などについて慎重に検討した結果休止という結論に至ったとしている。これに伴い、10月12日から15日までを予定していた「rooms PARK」ならびに10月2日から2024年3月31日までの「rooms ONLINE」の中止を決定した。
　運営している各種SNSについては、6月30日で更新を停止し、公式サイトは7月31日をもってクローズする。なお、現在開催中の「rooms ONLINE」と「rooms × E SALONincubation project」は会期の変更はなく、予定通り開催している。そのほか、店舗における小売事業について休止又は廃止する予定はなく、通常通り営業する。