清水、グラスホッパーからMF原輝綺の復帰を発表「この半年を無駄にしないよう」

　清水エスパルスは30日、スイス・スーパーリーグ（スイス1部）のグラスホッパーに期限付き移籍していたMF原輝綺がレンタル移籍期間満了に伴い、清水に復帰することを発表した。なお、背番号は「70」に決まった。

　原は1998年7月30日生まれの現在24歳。市立船橋高校を経て、2017年にアルビレックス新潟に入団した。ルーキーイヤーは明治安田生命J1リーグ18試合の出場で1ゴールを記録。新潟では2シーズンに渡ってプレーし、2019年にサガン鳥栖へと完全移籍で加入した。鳥栖にも2シーズン在籍し、2021年に清水へ完全移籍加入。初年度から主力に定着し、明治安田生命J1リーグでは29試合に出場して2得点を挙げ、2022シーズンはJ1リーグで25試合に出場した。

　そして、今年1月にグラスホッパーへと今年6月30日までの契約となる期限付き移籍を果たし、公式戦13試合に出場した。今年5月25日には同クラブより2022−23シーズン限りで退団することが発表されていたが、清水に復帰することが決定した。

　復帰となった原は清水のクラブ公式サイトで「このたび、清水エスパルスに復帰することになりました。行かないとわからないことを経験でき、肌で感じることのできたこの半年を無駄にしないよう精一杯頑張ります」とコメントを発表している。