ドアの下から伸びるワイヤー、ホテルの部屋へ侵入を試みる2人組に女性が驚愕(米)<動画あり>

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2023年07月01日 21:11  Techinsight Japan

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出張で米カリフォルニア州サンノゼのホテルに宿泊した女性。部屋のドアの下から伸びる不審なワイヤーに気づき、その様子を動画に撮影した(画像は『NBC Bay Area 2023年6月8日付「San Jose hotel room break-in attempt caught on camera」』のスクリーンショット)
アメリカのある女性が出張でホテルに宿泊した際、ドアの下からワイヤーハンガーに似た針金のようなものを忍び込ませてドアを開けようとする者に遭遇した。女性はすぐにホテルのフロントに電話を入れて助けを求め、不審なワイヤーの動きを動画撮影した。米ニュースメディア『NBC Bay Area』などが伝えている。

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米カリフォルニア州サンノゼを訪れたデブラさん(Debra)が、ホテルでの不気味な体験を明かして注目を集めた。デブラさんは出張で市内のホテル「ホリデイ・イン(Holiday Inn)」に宿泊していたが、現地時間6月7日の午後9時30分頃に部屋のベッドの上で寛いでいたところ、ドアの下から針金のようなものが伸びてきた。


ワイヤーにはロープが付いており、ドアハンドルまで伸びてきてロックを解除しようとしていた。驚いたデブラさんはベッドから飛び起きるとホテルのフロントに連絡して助けを求め、ワイヤーがドアロックを解除しないように手で押さえた。


デブラさんはその様子を動画に撮影しており、そこにはドアの下から伸びてきたワイヤーが、左右に揺れながらドアハンドルに近づく様子が映し出されていた。その後、ホテルのスタッフがやってくると、ドア越しに男女が激しく口論している声が聞こえた。2人はホテルのスタッフに対して、「友人に会いに来たが、部屋を間違えた」と主張していた。

もちろんデブラさんは、この2人が全く知らない人物であることをホテルのスタッフに伝えた。ただし2人の顔には見覚えがあった。というのも少し前にデブラさんの部屋のドアをノックする者がおり、その時にデブラさんはドアを開けずにドアスコープで確認したところ、この2人が立っていたそうだ。

2人は、警察官が到着する前に逃走してしまったという。のちに『NBC Bay Area』のインタビューに応じたデブラさんは、宿泊した部屋が廊下の突き当たりだったために選ばれてしまった可能性があるとして、次のように語った。

「彼らはホテルの部屋の中に人がいるのかどうか、聞き耳を立てていたと思います。だからこれからは部屋の電気をつけて、物音を立てるようにするつもりです。他にも外側のドアに『中にいるので清掃は不要(Do not disturb)』のカードをかけておくなどして今後に備えるようにします。」

「でも、慌てる必要はありませんよ。だって数本の指で彼らの侵入を止めることができたから…。だからパニックにならず落ち着いて(ホテルのフロントに)助けを求めてください。」

今回の件について、サンノゼ警察では付近のホテルに警戒を呼びかけたという。

ちなみに2017年には、米メリーランド州のホテルの部屋に1人で過ごしていた女性が同様の被害に遭った。この時、女性は父親から「1人でいることを相手に知られてはいけない」と教わったことを思い出して部屋に誰かがいるふりをしたところ、犯人は去っていったそうだ。



画像は『NBC Bay Area 2023年6月8日付「San Jose hotel room break-in attempt caught on camera」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

このニュースに関するつぶやき

  • 強盗なら、男一人で十分。なんで女連れなのだ??? 逃亡も単独行動の方が有利のはず。
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